出版社内容情報
「会社は破産しても、事業は残せる!」
大切な事業、取引先、従業員、地域経済をまもるため、ぜひ覚えておきたい手法を、会話と解説を織り交ぜたストーリー形式で解説
内容説明
事業譲渡を活用して、会社の事業を「残し」「活かす」。債権者、経営者、取引先、従業員、地域経済の利益確保を目指す「破産手続併用型事業譲渡」、その手法と留意点を、事例を通じて分かりやすく解説します。
目次
第1部 破産手続併用型事業譲渡のプロローグと総説(総説)
第2部 ストーリー別にみる「破産手続併用型事業譲渡」(スタンダードな事案~ナノハナ衣料のストーリー;小規模事業者の事案~ツクシ建装のストーリー;担保権者との交渉が必要となる事案―タンポポ製菓のストーリー)
第3部 テーマ解説(初回相談の確認事項と事業譲渡の可能性についての検討;事業承継先(スポンサー)の探索と選定 ほか)
第4部 座談会(執筆しての気づき;破産事案でも事業を残す余地はある ほか)
第5部 参考書式(資金繰り表(日繰り表)
資金繰り表(月次) ほか)
著者等紹介
野村剛司[ノムラツヨシ]
弁護士。1993年東北大学法学部卒業。1998年弁護士登録(大阪弁護士会)。2003年なのはな法律事務所開設。2023年から日本弁護士連合会倒産法制等検討委員会副委員長、2022年から全国倒産処理弁護士ネットワーク専務理事。2014年から2016年まで司法試験考査委員(倒産法担当)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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