出版社内容情報
ブラックマンデー、リーマンショック、コロナ、サイバーテロ――
危機は再び必ずやってくる!
金融史に残る大事件の「目撃者」が紐解く教訓と現実への応用!
◆金融の歴史は繰り返し、危機は忘れたころに形を変えてやってくる――。
ベストセラーとなった前回増補版発刊(2016年)後に襲ってきたコロナショック、サイバー攻撃、気候変動リスクといった新しいタイプの6つの「大事件」を加え待望の全面改訂!
◆「ブラジルの1匹の蝶の羽ばたきは、テキサスで竜巻を引き起こすか」と問われるように金融システムは市場の連関性が高まり微妙なバランスの上に成り立つ。何をきっかけに張り詰めた糸が切れて危機に陥るかを予測することが困難ななか、過去の教訓をリスク管理に活かすため、すべての金融関係者が手にすべき一冊。
【主要目次】
序 章 本書の構成
第1編 金融リスク管理の黎明
・第1章 外国為替取引とヘルシュタット・リスク【1974年】
・第2章 ブラックマンデー【1987年】
・第3章 BCCIとマネーローンダリング【1991年】
・第4章 G30レポートとVaR革命【1993年】
・第5章 FRBショックとデリバティブ損失【1994年】
・第6章 ベアリングズ銀行と不正トレーダー【1995年】
・第7章 ヘッジファンドLTCM破綻【1998年】
第2編 科学としての金融リスク管理と蹉跌
・第8章 バーゼルⅡとオペレーショナルリスク【2001~2007年】
・第9章 ニューヨーク同時多発テロとBCP【2001年】
・第10章 サブプライムローン問題と証券化商品【2007年】
・第11章 リーマンショックとグローバル金融危機の勃発【2008年~】
・第12章 バーゼルⅢと金融規制強化の潮流【2008年~】
・第13章 LIBOR不正とコンダクトリスク【2012年~】
・第14章 ユーロ危機【2012年】
第3編 新時代における金融リスク管理の展開
・第15章 アルゴリズム取引・HFT取引と「フラッシュ・クラッシュ」【2010年】
・第16章 サイバー攻撃とITセキュリティ【2010年代~】
・第17章 新型コロナ・パンデミックとオペレーショナル・レジリエンス【2020年】
・第18章 金融エコシステムとノンバンク金融(NBFI)【2020年】
・第19章 暗号資産とデジタルリスク【2008~2023年】
・第20章 気候変動リスク【2015年~】
内容説明
ブラックマンデー、リーマンショック、コロナ、気候変動…金融史に残る大事件のすべてを目撃してきた実務家が紐解く教訓。旧版に6つの「事件」を加え全面改訂。
目次
序章 本書の構成
第1編 金融リスク管理の黎明(外国為替取引とヘルシュタット・リスク(1974年)
ブラックマンデー(1987年)
BCCIとマネーローンダリング(1991年)
G30レポートとVaR革命(1993年)
FRBショックとデリバティブ損失(1994年)
ベアリングズ銀行と不正トレーダー(1995年)
ヘツジファンドLTCM破綻(1998年))
第2編 科学としての金融リスク管理と蹉跌(バーゼル2とオペレーショナルリスク(2001~2007年)
ニューヨーク同時多発テロとBCP(2001年)
サブプライムローン問題と証券化商品(2007年)
リーマンショックとグローバル金融危機の勃発(2008年~)
バーゼル3と金融規制強化の潮流(2008年~)
LIBOR不正とコンダクトリスク(2012年~)
ユーロ危機(2012年))
第3編 新時代における金融リスク管理の展開(アルゴリズム取引・HFT取引と「フラッシュ・クラッシュ」(2010年)
サイバー攻撃とITセキュリティ(2010年代~)
新型コロナ・パンデミックとオペレーショナル・レジリエンス(2020年)
金融エコシステムとノンバンク金融(NBFI)(2020年)
暗号資産とデジタルリスク(2008~2023年)
気候変動リスク(2015年~))
著者等紹介
藤井健司[フジイケンジ]
東京大学経済学部卒。ペンシルヴェニア大学ウォートンスクール経営学修士課程修了。1981年日本長期信用銀行入行、同池袋支店、営業第二部、長銀インターナショナル(英国)出向、等で勤務。2020年グローバルリスクアンドガバナンス合同会社設立、代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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