高圧経済とは何か―WHAT IS HIGH PRESSURE ECONOMY

個数:
  • ポイントキャンペーン

高圧経済とは何か―WHAT IS HIGH PRESSURE ECONOMY

  • ウェブストアに22冊在庫がございます。(2024年04月29日 05時29分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 228p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784322143706
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C2033

出版社内容情報

高圧経済論とは、金融と財政の両面から経済を需要超過にすることによって、あるいは、経済が超過需要状態にあっても金融財政両面からの緊縮を遅らすことによって、超過需要状態を継続し、短期的、長期的に経済を拡大させる考え方である。経済を高圧状態にすることで、短期的に稼働率を上昇させ、利益を上げるだけでなく、さまざま経路を通じて、生産性を上昇させ、長期的な経済の拡大につながる。
堂々たる執筆陣が日本経済の可能性を論考した比類なき1冊!

内容説明

経済を高圧状態にすることは、短期的に人や設備の稼働率を上昇させ、利益を増大させるだけではない。さまざまな経路を通じて生産性を上昇させることが、長期的な経済の拡大につながる。そのためには、金融と財政の両面で何をするべきか?日本を代表するエコノミストが日本経済の可能性を論じる!

目次

第1章 高圧経済論の源流と拡張可能性
第2章 フィリップスカーブとオークン法則から導かれる雇用と生産の拡大
第3章 日本経済には持続的円安の高圧経済が望ましい
第4章 高圧経済政策が労働市場にもたらした好影響―アベノミクス期の経験から
第5章 高圧経済が労働生産性に与える影響―OECD加盟国を中心としたパネルデータ分析
第6章 設備投資と高圧経済
第7章 高圧経済によってR&D投資増加・生産性向上 創造的合併も
第8章 高圧経済の実践とその結果―日本の高圧経済局面は高度経済成長期とアベノミクス期のみ
第9章 パンデミック下の積極的なマクロ経済政策の成功

著者等紹介

原田泰[ハラダユタカ]
名古屋商科大学ビジネススクール教授。東京大学農学部卒業。学習院大学経済学博士。1974年経済企画庁入庁、財務省財務総合政策研究所次長、大和総研専務理事チーフエコノミスト、早稲田大学政治経済学術院教授、日本銀行政策委員会審議委員などを経て現職。第47回日経・経済図書文化賞。第29回石橋湛山賞、日本統計学会第3回中村隆英賞受賞

飯田泰之[イイダヤスユキ]
明治大学政治経済学部教授。東京大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。駒澤大学経済学部等を経て現職。専門はマクロ経済学・経済政策(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ばたやん@かみがた

75
《人も、会社も、国も、ユルい方が育つ!》(1)「高圧経済」とは聞きなれない言葉です。しかし、リーマンショック後中々回復して行かない世界経済の状態を見て、さらにコロナパンデミックを経て「不景気を吹き払うには、経済の需要が供給を上回る状態がしばらく続くほどに、財政政策・金融政策を共に緩和的に運営していくべきではないか」という問題意識から生まれて来た、と言います。本書はその考え方の成否を、経済学者やエコノミストが最近の日本経済について各国と対比することを通じて検証し、「是」として行くのです。(1/5) 2024/04/26

yuno

7
「高圧経済とは、経済に金融、財政両面から圧力を加え、経済を需要超過気味に運営することである」と冒頭で定義しているが、ほとんどの章で好景気(せいぜいGDPギャップがプラス)くらいのニュアンスで捉えられ、好景気だとこんないいことがあるよ、という議論が続く。好景気が望ましいことは、副次的効果がなくとも当然であり、本当に議論すべきだったのは、「高圧経済」のあるべき圧力とはいかほどか、ということではなかっただろうか。2023/12/30

人生ゴルディアス

2
内容はいいんだけど構成が悪い。高圧経済が何なのか説明せずに進み(冒頭一行目にあるにはあるが)、常にふわふわしていた。結局高需要で労働需給が引き締まっている程度の意味だった。前半はいかに高圧経済が良いことかを述べた論文が続くのだが、景気がいいから高需要なのであってじゃあ高需要にすればいいって因果を取り違えてないかと感じ続け、後半ようやく施策の話に入るのでやはり構成が悪い。ただ、金融政策はもう限界だし、結局半導体誘致みたいに政府のまとまった資金を呼び水にして…とやるしかないのだろう。減税も提案されてるが懐疑的2024/04/28

匿名

1
「高圧経済」は名のイメージと反して雇用不安定層とその層に入りがちなマイノリティ層と社会的弱者に優しい。 まず雇用不安定層は経済の良し悪しに非常に敏感で感応的である。雇用が安定してる層は経済が良かろうが悪かろうが、一応解雇規制に守られてメシは食えるが、雇用不安定層は経済が悪くなれば終わりである。なのでまず経済が良くなければならない。高圧経済は経済を過熱させるのでこの層に優しいのである。2024/01/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21660849
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。