出版社内容情報
企業が事業を継続するためには、リスクを計量化し、コントロールすることが求められる。本書は、代表的なリスク計測手法であるVaR(Value at Risk)の基礎理論を学ぶことを目的として執筆された。旧版(『Excel&VBAで学ぶVaR』(2009年))の内容にバーゼルⅢの特徴、CVaR(Conditional VaR:損失がVaRを上回るときの平均損失)の解説などを加え、社会人や学生が独学でも取り組めるように、Excelで分析可能な例題を数多く取り入れ、理解の定着につながるように配慮した。
内容説明
デルタ法、ヒストリカル法、モンテカルロ法、3つの方法でVaRとCVARを測定。
目次
第1章 リスク・マネジメントとは何か
第2章 VaRとマーケット・リスクの計量化
第3章 デルタ法によるVaR評価
第4章 ヒストリカル・シミュレーションによるVaRとCVaRの評価
第5章 モンテカルロ・シミュレーションによるVaRとCVaRの評価
第6章 バックテスト
AppendixA 行列の計算
AppendixB 確率変数と確率分布
AppendixC関数の微分とテイラー展開
著者等紹介
青沼君明[アオヌマキミアキ]
1977年ソニー株式会社入社。2014年~現在、明治大学大学院グローバルビジネス研究科専任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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