出版社内容情報
企業経営および投資活動において考慮すべき要素として社会的な要請が年々強まっているESG(環境、社会、ガバナンス)は、単なる行動規範や市場の自由な規律に委ねられるだけではなく、法規制も重要な役割を担っている。本書は、法律や規則などの法的拘束力を有する規範であるハードローと、法的拘束力を有しない規範であるソフトローの双方から、環境、社会、ガバナンスの各論点において企業価値を向上させるための取組みとしての「ESG法務」を網羅的に解説する。企業の経営陣や法務、総務、IR、サステナビリティ関連部署の担当にとって実務の上で欠かすことができない決定版、待望の刊行!
内容説明
株主とのエンゲージメントを深め、企業価値をさらに高めるために。企業経営や投資活動において考慮すべきE(環境)、S(社会)、G(ガバナンス)の各要素についてハードローとソフトローの双方をふまえて詳解!
目次
序章 ESG法務とは
第1章 E―環境(ESGの「E」とは―グリーン・タクソノミーとGX;ESGと気候変動関連訴訟;自然保護と生物多様性 ほか)
第2章 S―社会(「S」の法的トピック;人権デュー・ディリジェンス;人権侵害に対する制裁 ほか)
第3章 G―ガバナンス(序論―ESGの文脈におけるG(ガバナンス)とは
コーポレートガバナンス
ESGの文脈における株主とのエンゲージメント ほか)