出版社内容情報
◆「死刑」を学ぶための入門書。
◆法務省民事局付・法務教官、東京地検検事などを経て大学教授を務めた筆者が、「死刑」にまつわる歴史や国内外の制度運用の実態を概説。
◆古代から続く世界と日本における死刑の歴史、近代以降の世界各国の死刑制度が抱える課題や死刑制度を取り巻く様々な人間関係、今日における国際的な議論を踏まえた今後の日本の死刑制度の在り方を取り扱う。
【主要目次】
序 章 死刑の是非を論ずる意味
第1章 歴史的観点からみる死刑
・1 世界史における死刑の歴史
・2 日本史における死刑の歴史
・3 戦争と死刑
・4 革命・クーデターと死刑
第2章 死刑制度を取り巻く人間関係
・1 死刑囚の人権
・2 関係者の視点
第3章 死刑制度にまつわる問題点
・1 死刑の代替刑とその諸問題
・2 死刑の執行
・3 死刑とデュー・プロセス
・4 死刑をめぐる日本の裁判事情
・5 死刑とえん罪
第4章 今後の展望
・1 国際人権と死刑
・2 死刑論の明日への示唆
内容説明
死刑を学ぶための入門書。法務省民事局付・法務教官、東京地検検事などを経て大学教授を務めた筆者が、「死刑」にまつわる歴史や国内外の制度運用の実態を概説!
目次
序章 死刑の是非を論ずる意味
第1章 歴史的観点からみる死刑(世界史における死刑の歴史;日本史における死刑の歴史 ほか)
第2章 死刑制度を取り巻く人間関係(死刑囚の人権;関係者の視点)
第3章 死刑制度にまつわる問題点(死刑の代替刑とその諸問題;死刑の執行 ほか)
第4章 今後の展望(国際人権と死刑;死刑論の明日への示唆)
著者等紹介
須藤純正[スドウスミマサ]
1976年3月東京大学法学部卒業、78年4月検事任官。83年4月法務省民事局付、89年4月大阪地検検事、92年4月法務省法務総合研究所研修一部教官、95年4月東京地検検事、96年4月福岡地検小倉支部検事(副支部長)、99年3月検事退官、同年4月弁護士登録(福岡県弁護士会北九州部会)、03年9月第一東京弁護士会に登録換え、06年4月法政大学法学部教授(刑事法)、16年6月テンプル大学ロー・スクール修士課程(LL.M)修了。22年4月法政大学名誉教授、22年5月須藤純正法律事務所を開業(第一東京弁護士会)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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