出版社内容情報
秀島 弘高[ヒデシマ ヒロタカ]
著・文・その他
内容説明
バーゼル川の審議過程で主要な役割を果たした著者が、日本の金融界・金融当局にとっての教訓を導き出す!!国際交渉の過程で展開されるドラマを巡る、氷見野良三金融庁長官との対談を収録。序文・中曽宏大和総研理事長(前日銀副総裁)。
目次
1 バーゼル銀行監督委員会(バーゼル委)について(バーゼル委の歴史;バーゼル委の性格)
2 内容面の話題(バーゼル3の全体像;自己資本規制について ほか)
3 国際会議に参加する際に意識したこと(部会議長として;会議出席者として)
4 2019年以降の動向(バーゼル委のコロナ危機対応;コロナ危機下の市場の不安定化の含意 ほか)
5 氷見野良三・金融庁長官との対談(国際会議の議長としての対応;事務局員に求められるもの ほか)
著者等紹介
秀島弘高[ヒデシマヒロタカ]
執筆時点:日本銀行金融研究所シニアリサーチフェロー。1989年4月日本銀行入行。1995年2月信用機構局。2010年7月金融機構局参事役。2012年10月金融市場総務課長。2014年6月大分支店長。2016年7月金融市場局審議役。2018年1月金融機構局審議役。2019年3月検査室長(~2020年8月)。バーゼル委員会のほかでは、FSB・破綻処理検討部会、FSB・金利指標改革・公的部門検討部会、CGFS、OECD資本市場委員会のメンバーも務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。