内容説明
人工知能“AI”、機械学習の発展は金融をどのように変えるのか。理論と実務を熟知した第一人者による比類なき大著。データの構造化とラベリング、モデリング、バックテスト、ハイパフォーマンスコンピューティングなど、金融工学における機械学習の活用の可能性を、Pythonのコード例を交えて徹底解説。
目次
ファイナンス機械学習という新分野
1 データ分析(金融データの構造;ラベリング ほか)
2 モデリング(アンサンブル法;ファイナンスにおける交差検証法 ほか)
3 バックテスト(ベットサイズの決定;バックテストの危険性 ほか)
4 金融市場のための特徴量(構造変化;エントロピー特徴量 ほか)
5 ハイパフォーマンスコンピューティング(マルチプロセッシング(多重処理)とベクトル化
総当たり法と量子コンピュータ ほか)
著者等紹介
デ・プラド,マルコス・ロペス[デプラド,マルコスロペス] [de Prado,Marcos L´opez]
True Positive Technologies(TPT)社のチーフ・インベストメント・オフィサー(CIO)。コーネル大学工学部の実務家教授。AQRキャピタル・マネジメントにおいて初代機械学習部門ヘッドを務め、自らの有する特許をAQRに売却したのちTPT社を設立した。それ以前にはグッゲンハイム・パートナーズのQuantitative Investment Strategies(QIS)ビジネスの創設リーダー。2011年から2018年にかけてローレンス・バークレー国立研究所(米国エネルギー省科学局)のリサーチ・フェローとして活動した。The Journal of Financial Data Scienceの設立者兼共同編集者も務めている。マドリード・コンプルテンセ大学において計量経済学(2003)および数理ファイナンス(2011)の2つの博士号を取得。スペインのNational Award of Academic Excellenceを受賞(1999)。ハーバード大学とコーネル大学において博士研究員として研究に従事した。アメリカ数学会によるとマルコスのエルデシュ数は#2であり、2019年にはThe Journal of Portfolio Management誌から“Quant of the Year Award”を受賞した
長尾慎太郎[ナガオシンタロウ]
大和アセットマネジメント調査部チーフクオンツアナリスト。東京大学工学部原子力工学科卒、北陸先端科学技術大学院大学知識科学研究科修了・修士(知識科学)
鹿子木亨紀[カノコギミチノリ]
米系クオンツ運用会社ポートフォリオマネージャー。東京大学工学部計数工学科卒、京都大学大学院工学研究科応用システム科学専攻修了(工学修士)、フランスINSEADにてMBA取得。CFA協会認定証券アナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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