内容説明
基礎年金とDC年金の一体分析。加入者の生涯でみた所得区分別の恩典評価。
目次
1 租税支出の概念
2 米国の退職後資金支援制度の恩典を測定する
3 所得税負担に対する課税繰延の影響に関する詳細な考察
4 課税繰延に関する社会的通念となった誤解を払拭する
5 所得税負担に対する社会保障の影響の詳細な考察
6 租税支出の配分分析は妥当か?
7 課税繰延を公平性、経済成長性、簡素性の基準から判断する
付論 課税繰延への追加的な制限付与と根本的な変更に対する提案
著者等紹介
ブレイディ,ピーター・J.[ブレイディ,ピーターJ.] [Brady,Peter J.]
Investment Company Institute(ICI)のシニア・エコノミスト。米国の退職後資金支援制度や投資家動向の専門家として、年金、退職後資金、投資所得課税に関する調査を多数手がける。現在、米国National Tax Association(NTA)のプレジデント。ICI以前には、米国財務省で金融エコノミスト、米国FRBでエコノミストを務めた。ウィスコンシン大学PhD(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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