内容説明
現場のアイデアとコミュニティが魅力ある地域をつくる。人口1万7,000人の町に2万5,000人を集める「パン博」、清酒を柱とした地域デザインの拠り所「日本酒学」、将来の地域の担い手を育てる「惰域人教育」…。北から南まで全国32地域の苦悩と工夫の軌跡を紹介。
目次
第1部 成熟時代の地域経営(持続可能な地域経営のために;ボトムアップ型地域経営のポイント―ケースから何を学ぶか)
第2部 全国各地におけるボトムアップ型地域経営のケース(地域資源の有効活用―再評価・用途転換・発想転換・プロモーション;シビックプライドの形成・醸成;地域コミュニティの再生と醸成―民民交流・民民連携・官民連携・民主官従;地域ブランド戦略や自立型ビジネスモデル構築―地域経営戦略の積極的活用;地域経営哲学や地域イノベーションの創造と継承;地域人材の育成・外部人材の活用)
著者等紹介
大西達也[オオニシタツヤ]
一般財団法人日本経済研究所常務理事。地域創造業務統括地域未来研究センター長兼調査局長。1966年姫路市生まれ。早稲田大学法学部卒。日本開発銀行(現株式会社日本政策投資銀行)入行後、パリ高等商科大学トレーニー派遣、ロンドン駐在員事務所、九州支店、本店首都圏企画室、地域企画部を経て現職。東洋大学客員教授、専門誌「地域開発」(一般財団法人日本地域開発センター)編集長、経済産業省、中小企業庁等委員、株式会社全国商店街支援センター事業諮問委員、青森県「あおもり井蛙塾」師範、仙台市「せんだい大志塾」師範、青森県津軽海峡交流圏アドバイザー、南信州地域リニア将来構想検討会議委員等を務めながら、全国の地方自治体、商工会議所等主催講演会や大学での講演・講義多数
城戸宏史[キドヒロシ]
公立大学法人北九州市立大学大学院マネジメント研究科教授。1964年大分市生まれ。九州大学文学部卒。財団法人九州経済調査協会(現公益財団法人九州経済調査協会)に入職後、情報開発部研究員、調査研究部主任研究員、調査研究部次長等を歴任。2005年に公立大学法人北九州市立大学に移籍。経済学部准教授、大学院マネジメント研究科准教授を経て現職。北九州市「キタQ繁華街魅力発信プロジェクト」アドバイザー、直方市「中小企業振興審議会」会長、川崎町「総合戦略推進委員会」委員長等を務めながら、地域産業振興や地域事業創造の実践的な調査研究に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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