内容説明
グループ経営、グローバル展開を行う企業の資金管理効率化、ガバナンスの高度化を実現するキャッシュ・マネジメントの仕組みを詳説。CMSの開発・運用に携わってきた著者が、企業財務責任者へのインタビュー調査結果を基にCMSの運用事例や課題を解き明かす。
目次
第1章 キャッシュ・マネジメント・システム(CMS)とは何か
第2章 CMS・GCMSの運用実態調査
第3章 キャッシュ・プーリングの経済的効果と運用課題
第4章 長期CMSの運用課題
第5章 ネッティングのメカニズムと運用課題
第6章 CMS支払代行とCMS回収代行のメカニズムと運用課題
第7章 GCMSの運用課題
著者等紹介
福嶋幸太郎[フクシマコウタロウ]
1959年大阪市生まれ、1983年大阪市立大学商学部卒業、大阪ガス(株)入社、1999年同志社大学大学院商学研究科博士前期課程修了、2001年同志社大学大学院法学研究科博士前期課程修了、2007年大阪ガス(株)経営企画本部財務部連結管理チームマネジャー、2010年大阪ガス(株)経営企画本部経理業務部長、2014年大阪ガスファイナンス(株)代表取締役社長(現任)、2017年滋賀大学経済学部客員研究員(現任)、2018年京都大学大学院経済学研究科博士後期課程修了、京都大学博士(経済学)。税理士、行政書士、宅地建物取引士。関西ベンチャー学会、日本金融学会、日本情報ディレクトリ学会、証券経済学会、日本経営財務研究学会に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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