内容説明
歴史的考察と検証によって経済指標・事件をノイズと「情報」にふるいわける!
目次
第1章 マクロ指標(OECD CLI;OECD CLIの予備知識 ほか)
第2章 政策の影響(アベノミクス;日銀と黒田バズーカ ほか)
第3章 派生的トピック(ボラティリティ;ヒストリカルとインプライド ほか)
第4章 相場の頂点とどん底(指針としてのボラティリティ;指針としての経済と政策 ほか)
第5章 市場を動かすその他の要因(外国人投資家;ファクター分析 ほか)
著者等紹介
内藤三千郎[ナイトウミチロウ]
中央大学付属小金井高校卒。テキサス大学オースティン校物理学部卒業後、同大学大学院にて理論原子核物理の博士課程修了。1994年よりBZW日本証券でデリバティブ・ストラテジスト、1998年よりメリルリンチ日本証券にて転換社債アナリストを歴任。2000年よりテキサス州教員退職年金で日本株アナリスト、2004年よりJPモルガン証券にて株式デリバティブ・ストラテジストを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Jack Amano
1
腰巻には「歴史的考察と検証によって経済指標・事件をノイズと「情報」にふるいわける!」とあります。確かに、日本株市場のここ20年くらいの話の歴史ということではあります。 投資の参考にしようと思って読むと、あまりヒントは得られないでしょう。物事を見るためのフレームワークを与えて食えるわけではないので、もともとある程度市場を見る上での思考の枠組みを持っている人は良いですが、そうでない人には、あまり役に立たないかもしれません。「へ~」で終わってしまうかもしれません。2000円は高いかな、という感じでした。2018/06/16
𓆱
0
証券市場の予測に使えるデータには何があるのか調べるために読んだ。一定の目的は果たせた印象。ただ伝統的な指標のみが取り上げられており、衛星データや位置情報等いわゆるオルタナティブデータは取り上げていない。個人的には後者に興味あったのだが、それでも参考になる情報はあった。ヘッジファンドがどのようなデータに注目しどのような手法で取引をおこなってるのか説明もあり、個人的には有益。ただ専門用語が多い割に、仕訳や計算式や図などがなくわかりづらく、読者層がどこなのかよくわからない。結果、立ち位置が中途半端2019/03/14
-
- 和書
- 仏説父母恩重経講話