内容説明
民間銀行に銀行券発行機能を与えた明治5年の国立銀行条例から始まり、昭和恐慌のさなかで制定された昭和3年の旧銀行法を経て、「電子決済等代行業者」制度を導入した平成30年の銀行法改正に至るまでをフォロー。銀行法の誕生から現在までの変容を総括し、その将来を展望するとともに、現在の銀行法の姿を活写する。
目次
銀行法の沿革
銀行法の目的(銀行法第1条)
銀行および銀行業の定義(銀行法第2条、第3条)
営業の免許(銀行法第4条)
銀行の機関(銀行法第4条の2)
資本金の額(銀行法第5条)
商号(銀行法第6条)
営業所(銀行法第8条)
名義貸しの禁止(銀行法第9条)
業務の範囲(銀行法第10条~第12条)〔ほか〕
著者等紹介
小山嘉昭[コヤマヨシアキ]
昭和17年6月生まれ。神奈川県出身。昭和41年東京大学法学部卒。大蔵省入省。昭和61年大蔵省銀行局調査課長。平成元年同銀行課長。平成2年同総務課長。平成4年大蔵省大臣官房審議官(銀行局担当)。平成6年日本銀行政策委員。平成8年駐ルーマニア特命全権大使。平成12年日本銀行監事。平成19年全国信用協同組合連合会理事長。現在、片岡総合法律事務所特別顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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