内容説明
初めて資金運用に携わる方、資金運用の全体像を整理したい方、人材育成のテキストを求めている方、ミドル部門のリスク管理を担当する方、資金運用部門の担当役員などマイナス金利下での資金運用に悩む方の必読書！
目次
資金運用環境の変化と課題
資金運用環境の分析（経済予測と基本的な経済指標）
資金運用に伴うリスク管理（市場リスク管理）
バーゼル規制
有価証券投資の会計
資金運用計画と収益管理、運用成績の評価
トレーディング、テクニカル分析と運用態勢の整備
債券運用の基本概念
株式・外貨運用・投資信託・デリバティブ
コア資産
ノンコア資産
オルタナティブ投資
デリバティブ商品
著者等紹介
平野吉伸［ヒラノヨシノブ］
１９５５年６月奈良県生まれ。１９８０年３月京都大学法学部卒業。４月三井銀行（現三井住友銀行）入行。１９８８年１０月同行資本市場部において、国内債受託・引受け業務に従事。１９９８年４月さくら銀行（現三井住友銀行）資本市場部第一グループ（国内債受託・引受け業務）グループ長。２００１年４月三井住友銀行大阪本店営業部次長。２００２年１２月三井住友銀行退職。２００３年４月奈良中央信用金庫入庫。資金運用部長、総合企画部長として資金運用業務、経営企画、リスク管理業務を担当。現在、常務理事として、資金運用業務等を担当（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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Kooya
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地域金融機関の有価証券運用で留意すべき点や運用計画の策定方法等について論じた本。「実務に活かすためのプラクティカルガイド」を標榜しているだけあって、金融商品の説明や取引の具体例が充実しており、分かりやすい。個人的にはオプション取引や有価証券投資の会計について理解を深められた点が一番の収穫だと感じた。一方で本書の内容を全て理解したとは到底思えないため、手元に置いておきながら適宜参照して仕事に活用したいと思った。そのような意味では辞書用としても有益な本である。2023/10/29
