日本の金融リスク管理を変えた10大事件

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日本の金融リスク管理を変えた10大事件

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  • サイズ B6判/ページ数 344p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784322128963
  • NDC分類 338.1
  • Cコード C2033

内容説明

プラザ合意、BIS規制、不良債権処理、メガバンク誕生―すべてがリスク管理を変えた。金融リスク管理は、さまざまな経験に対する不断の改善の賜物。すべてを目撃してきた実務家が、その歴史と教訓を綴る。

目次

序章 プラザ合意(1985年)
第1章 BIS規制と「リスク」アセット(1988年)
第2章 VaR革命と「VaRショック」(1993~2003年)
第3章 大和銀行ニューヨーク支店損失事件と独立したリスク管理(1995年)
第4章 日本の金融危機とジャパン・プレミアム(1997~1998年)
第5章 メガバンクの誕生と持株会社リスク管理(2000~2002年)
第6章 システム障害と危機管理態勢(2001~2002年)
第7章 バーゼル2と内部格付手法
第8章 個人情報保護法と情報セキュリティ(2004年)
第9章 金融再生プログラムと不良債権最終処理(2003~2005年)
第10章 バーゼル3とリスクガバナンス(2009年~)

著者等紹介

藤井健司[フジイケンジ]
東京大学経済学部卒。ペンシルヴェニア大学ウォートンスクール経営学修士課程修了。1981年日本長期信用銀行入行、同池袋支店、営業第二部、長銀インターナショナル(英国)出向、等で勤務。1998年三和銀行入行、三和証券リスク管理部長、2004年UFJホールディングスリスク統括部長兼UFJ銀行総合リスク管理部長。2006年三菱UFJフィナンシャル・グループ、リスク統括部バーゼル2推進室長。2007年あおぞら銀行入行、専務執行役員チーフ・マーケット・リスク・オフィサー。2008年みずほ証券入社、リスク統括部長。2011年同執行役員。2014年同取締役執行役員グローバルリスクマネジメントヘッド。東京リスクマネジャー懇談会共同代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

109
この本は資料的価値として十分に役立つものです。人間というのはすぐ忘れやすく、いつか来た道をたどるものだと思います。ただ最近はあまり踊りを踊る人が少なく大分学習効果が出てきているようには感じています。バーゼル規制など結構日本の金融リスクとは言いながらも海外がらみの事件が多く取り上げられています。頭の整理になりました。2016/12/22

AppleSugar

1
現時点で、リスク管理を勉強しようとすると、いきなり内部格付手法や、Tier1資本、Tier2資本、流動資産などのリスク特性ごとの管理など、かなり飲み込みづらい用語や概念がいきなり登場する。 が、本書では、戦後の日本の金融機関が遭遇した、VaRの登場、バブル崩壊、BISⅡ規制、メガバンクの誕生といった信用創出とその崩壊、さらにはそれを受けての規制や対応、といったことが歴史の流れとして説明されるので、信用リスク管理に必要な概念をよく理解できた。 2024/12/20

真名

1
ブラックマンデー、リーマンショック等、聞いたことはあっても詳しい経緯を知らなかったことや、バーゼル規制の変遷について参考になった。特にバーゼル規制については、2については議論の過程に肯定的だった著者が3についてはネガティブな感じなのが印象に残った。バーゼル3は各国実施が遅れている現状だが、その背景として金融機関側のそうした不満があるのかもしれないと思った。2023/05/04

ふら〜

1
日本版も合わせて読んだ。前書とは内容被る部分もあるが、やはり銀行再編あたりのダイナミックさはいつ読んでもすごいなぁと思う。2020/06/20

深海(ふかかい)

1
プラザ合意からバーゼルIIIまで、日本の銀行業界事件簿を総ざらいするのに最適な史料的価値ある本。歴史の生き証人に話を聞く機会はほとんど無いが、本書は当時の現場の実務家によるライブ感ある叙述がとても良い。2017/01/25

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