内容説明
プラザ合意、BIS規制、不良債権処理、メガバンク誕生―すべてがリスク管理を変えた。金融リスク管理は、さまざまな経験に対する不断の改善の賜物。すべてを目撃してきた実務家が、その歴史と教訓を綴る。
目次
序章 プラザ合意(1985年)
第1章 BIS規制と「リスク」アセット(1988年)
第2章 VaR革命と「VaRショック」(1993~2003年)
第3章 大和銀行ニューヨーク支店損失事件と独立したリスク管理(1995年)
第4章 日本の金融危機とジャパン・プレミアム(1997~1998年)
第5章 メガバンクの誕生と持株会社リスク管理(2000~2002年)
第6章 システム障害と危機管理態勢(2001~2002年)
第7章 バーゼル2と内部格付手法
第8章 個人情報保護法と情報セキュリティ(2004年)
第9章 金融再生プログラムと不良債権最終処理(2003~2005年)
第10章 バーゼル3とリスクガバナンス(2009年~)
著者等紹介
藤井健司[フジイケンジ]
東京大学経済学部卒。ペンシルヴェニア大学ウォートンスクール経営学修士課程修了。1981年日本長期信用銀行入行、同池袋支店、営業第二部、長銀インターナショナル(英国)出向、等で勤務。1998年三和銀行入行、三和証券リスク管理部長、2004年UFJホールディングスリスク統括部長兼UFJ銀行総合リスク管理部長。2006年三菱UFJフィナンシャル・グループ、リスク統括部バーゼル2推進室長。2007年あおぞら銀行入行、専務執行役員チーフ・マーケット・リスク・オフィサー。2008年みずほ証券入社、リスク統括部長。2011年同執行役員。2014年同取締役執行役員グローバルリスクマネジメントヘッド。東京リスクマネジャー懇談会共同代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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