内容説明
輸出主導型経済の限界+人口減少による人手不足。いち早く現実を受け止め、対応に動けばいち早くピンチをチャンスに変えられる!関西をマザーマーケットとするりそなのシンクタンクだから描ける日本逆襲のロールモデル。
目次
輸出主導型成長の限界
人口減少の見通し
海外からの移民の受入れによる効果
女性の活用による効果
シニアの活用による効果
大都市圏への人口集中の緩和
企業が最終的にとりうる選択肢とは
「省力化ビジネス」のもつ可能性
姿を変える製造業
内需主導の経済成長への転換
インバウンド消費の増加が担う重要な役割とは
関西の前に広がるフロンティア
著者等紹介
荒木秀之[アラキヒデユキ]
りそな総合研究所株式会社大阪本社主席研究員。大阪大学卒業。信託銀行、シンクタンクを経て、2002年に大和銀総合研究所(現りそな総合研究所)に入社。2012年から現職。企業経営者向けの講演も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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Mc6ρ助
3
『書店で思わず手にとってしまう巧(うま)いタイトルの本だが、・・(2016/03/13朝日新聞書評)』著者の口調は明るく関西経済の特徴など丁寧に解説してくれるが・・。内需主導の経済成長に賃金アップが必要と説くが、インフレでも高齢者層の消費は現役層と同様に伸びると言ってみたり、財政問題に苦しむ日本政府は大規模な需要喚起策は打ち出しにくいとも言う。日本の労働生産性の低さ=サービスの質の高さ、には長時間労働は?とツッコミを入れたくなる。納得できるのはITとロボットの活用とありきたりで、これでは関西も救われない。2016/04/16