内容説明
インフレ・ターゲティング、中央銀行の独立性確保、量的緩和政策と出口政策、金融サービス機構(FSA)解体。BOEが直面する課題と初の外国人総裁マーク・カーニー氏の次の一手は?世界で2番目に古い中央銀行の金融政策を歴史的・理論的に徹底検証!
目次
序章 イングランド銀行とシティ
第1章 インフレーション・ターゲティング、独立性の獲得およびFSA体制
第2章 平時の金融政策・調節の姿
第3章 世界金融危機とイングランド銀行の対応
第4章 イギリスと日本の量的緩和政策
終章 新総裁体制の変化は
著者等紹介
斉藤美彦[サイトウヨシヒコ]
1955年北海道生まれ。1979年東京大学経済学部卒業、全国銀行協会連合会(現・全国協行協会)入社。その後、日本証券経済研究所を経て、1997年広島県立大学(現・県立広島大学)経営学部助教授、2001年より獨協大学経済学部教授。この間、1986~87年ロンドン大学(LSE)大学院研究生、1992年ロンドン大学(SOAS)客員研究員、1995~96年オックスフォード大学(セント・アントニーズ・カレッジ)スワイヤ・キャセイパシフィック・フェロー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。