内容説明
なぜ輸入業者が円安で収益改善?輸出業者は円安でもう安心?為替デリバ損失の非は「売り手」?「買い手」?それとも「商品」?誤ったヘッジ、非合理的な資金調達・運用のケースからデリバティブの正しい使い方を知り、企業経営を為替変動から解放しよう。
目次
第1章 デリバティブは商品が悪いのですか?使い方が悪いのですか?
第2章 「ヘッジ」って何?
第3章 為替と金利の話
第4章 銀行のリスク管理の話
第5章 本業でとっているリスクと本業以外のリスクの分離(管理会計の勧め)
第6章 デリバティブの正しい使い方
著者等紹介
岩橋健治[イワハシケンジ]
経営コンサルタント。岩橋グローバルコンサルティング株式会社代表取締役。1957年東京都生まれ。1981年東京大学法学部卒業後、東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)を皮切りにUBS、ドレスナー、新生銀行、ソシエテジェネラル等にて、ほぼ一貫してデリバティブ、ストラクチャードプロダクツの分野で金融機関から事業法人に至るまで幅広い顧客のバランスシートと向き合いながら、ALM(Asset Liability Management)を中心にソリューションを提供するビジネスに従事。2012年3月に岩橋グローバルコンサルティング株式会社を設立し、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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