内容説明
電子化時代の今でも社会的・法律的に重要な存在であるハンコ!!ベテランの実務家が日常生活やビジネスの現場で欠かすことのできないハンコに関する知識をQ&A方式でわかりやすく解説。すべての社会人必読の書!
目次
第1章 印鑑と署名(記名押印)
第2章 印鑑登録制度と実印
第3章 署名(記名押印)する文書
第4章 会社の印鑑と署名(記名押印)
第5章 金融取引と印鑑
第6章 印鑑・署名(記名押印)に関する事故
第7章 電子証明書・電子署名
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鉄路のほとり
3
印鑑に関する質問はよく聞かれがちなんだけど、まとまった参考書ってほとんどない…というわけでそのようなニーズに正面から応える数少ない本のひとつ。2020/08/10
たかし
2
僕は法律実務をやってて、実地で断片的に印鑑について知識を得て行ったのだけど、それを体系的に解説した良書。我ながら間違った知識を持ってたり、失敗はしてなかったけど正確な知識を持ってなかったというものが多くて、とても勉強になった。実務につく前に読んでおくべきだった…と思う反面、実務につく前に読んでても理解はできなかっただろうから、このあたりのタイミングで読んでおいたのがベストかもしれない。2018/05/05
大熊真春(OKUMA Masaharu)
1
材質はどうとか、字体はどうとかいう話ではなく、法律的にどうこういうやつでした。2022/06/30
kousan
1
結局は法律的にはほとんど意味が無い印鑑です。印鑑の効用を語るとしても既にほとんど意味が存在しない。古いお寺の話のようです。とは言え、朱印状が大事な人がいると思うが、その世界の人には意味があるのでしょうけど。2020/09/07
Fige
1
印鑑、契約書指導の実務をしており、意識して使い分けているが、普通はあまり違いは認識されていないのでは。例えば、印章=ハンコ、印影=ハンコを押した跡、印鑑=官庁等に提出した印影。他にも契印、割印、消印、捨印の違いなど。 この中で、訂正印を省略するため、契約書でよく求められる「捨印」には気を付けたい。通常、捨印で許容される訂正は誤字等の軽微な修正までだが、契約金額等まで修正されトラブルに発展する可能性がある。 また白紙委任状(委任事項の一部を空白)は絶対に不可。意思に反する委任が認められた最高裁判例もある。2016/04/24
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