出版社内容情報
平成25年3月末に訪れる金融円滑化法の終了を見据え、金融機関にとって喫緊の課題である中小企業者に対する総合的な出口戦略のポイントをQ&A35問にてわかりやすく解説しています。
内容説明
正しい「出口」に導く35問。ライフステージ別ソリューション(事業承継・業種転換・廃業支援)、外部機関との連携、DES・DDS、企業再生ファンド、サービサーの活用、ビジネスマッチング、産学官連携、ABL等々、出口戦略のプロセスや具体的手法をコンパクトに解説。
目次
第1章 金融円滑化法施行後の状況と課題(貸付条件変更先の状況はどうですか;取引先支援面の課題は何ですか ほか)
第2章 金融円滑化法の出口戦略(「出口戦略」とは何ですか;出口戦略のプロセスについて教えてください ほか)
第3章 出口戦略の具体的手法(債務者のライフステージ別ソリューションにはどのようなものがありますか;ビジネスマッチングについて教えてください ほか)
第4章 貸付条件変更先への対応方法(債務者を事業再生期および事業整理期に区分する判断基準について教えてください;貸付条件変更先のモニタリングのあり方について教えてください ほか)
著者等紹介
浅井弘章[アサイヒロアキ]
弁護士(尾高・浅井国際法律事務所)。平成11年弁護士登録、おもな取扱分野は銀行法務、保険法務、外国口座コンプライアンス法(FATCA)対応、顧客情報管理など金融法務全般。金融機関の顧問弁護士として金融機関の業務全般について助言・意見書作成等を行う。また、金融機関の業界団体の委嘱に基づき金融業界全体に影響を与える取組みの適法性を検討し、法的助言を行う
高橋俊樹[タカハシトシキ]
昭和16年札幌生まれ。昭和39年東北大学法学部卒、同年東海銀行入行。営業店勤務の後、昭和58年融資部審査役。以後、融資部東京管理課長、融資第二部次長、融資管理部参事役を経て、平成13年12月同行退職。平成14年1月北洋銀行入行。融資第二部指導役。平成18年1月同行退職
千葉真司[チバシンジ]
昭和33年生まれ。昭和56年成蹊大学経済学部卒、同年社団法人全国相互銀行協会(現・社団法人第二地方銀行協会)入社。総合企画部主任調査役、法務・監査室担当考査役、業務部次長等を経て、平成13年11月企画部長、平成18年4月人事研修部長、平成24年6月金融情報室部長(現職)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。