KINZAIバリュー叢書<br> 金融リスク管理の現場

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KINZAIバリュー叢書
金融リスク管理の現場

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  • サイズ B6判/ページ数 220p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784322119480
  • NDC分類 338.1
  • Cコード C2033

内容説明

金融リスク管理の全体像を専門知識なしでコンパクトに解説。この20年を俯瞰して、リスク管理がどう発展し、どう形式化していったかを示す。金融危機の前後から急拡大してきた新たなリスクの把握方法についての最近の発展や、バーゼルIII等の規制改革の動向を解説。リスク管理が陥りがちな罠を明らかにして、ストレステストやBCPで本当になすべきことは何かを実務的に説明。最後に、国家規制と私企業経営の関係を徹底検証し、金融規制とリスク管理の将来を論ずる。

目次

第1章 金融リスク管理の基礎―これまでのプラクティスのなかで引き続き有効なリスク管理とは(統合リスク管理の全体像;ケーススタディ;金融機関での実践;リスク管理の総合的運用)
第2章 金融規制とリスク管理実務の変遷―この20年間の発展と綻びが見え隠れしたリスク管理とは(日本の金融システムの基本構造;経営とリスク管理;リスク管理実務と銀行規制の綻び(その1 BIS規制関連)
リスク管理実務と銀行規制の綻び(その2 時価評価、検査、その他)

第3章 新たなリスクへの対応と金融規制の動向―金融危機を経て要請される規制とリスク管理とは(金融危機を誘発する新たなリスク―マクロリスク管理;金融規制の見直しに関する国際的動向)
第4章 リスク管理体制の点検と再構築(直ちに着手が必要な事項)―震災をふまえて見直しが必要なリスク管理とは(リスク管理の罠の再認識―天災と人災;ALM体制の再構築;オペリスク管理体制の高度化の展開)
第5章 金融の将来に向けて(今後のリスク管理の3つの視点;金融規制見直しに内包する問題点とリスク管理;金融規制見直しに内包する問題点とリスク管理;将来に向けての一考察)

著者等紹介

西口健二[ニシグチケンジ]
1981年京都大学理学部卒。1983年京都大学理学部数学教室修士課程修了。1984年大阪大学理学部数学教室助手。1987年理学博士。1987~88年西独マックス・プランク研究所客員研究員。1989年三井銀行(現三井住友銀行)入行。1991~92年米NYデリバティブ子会社。2001年統合リスク管理部副部長。2005年オペレーショナルリスク管理室長。2009年日本総合研究所理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こばきよ

19
たまにま専門書をと思って。やっぱ難しくて、時間かかった。知らない横文字もたまに出てきた。リスク管理が機能する経営の条件:自己責任と先憂後楽。リスクの性質:遅れて示現、過去のデータから推測、データのテールの問題。フレームワーク:リスクの特定、計量化、コントロール。コントロールプロセス:リミットの設定、把握および経営への報告、超過時対応。基本はそんなところでしょうか。基礎的な話から、バーゼル等の規制自体の行方、問題点にまで展開されている。現時点ではほぼ知識に残らないし、今後復習することもあるだろうか...2013/08/25

Sato1219

2
「現場」という題名が付いているが、取り扱われているのは現場の話だけではない。経営との連携、人材育成や社内コミュニケーションのあり方も含め、非常に広汎な範囲に及ぶ。おそらく、会社にとって、最も完璧なリスク回避策は、「何もしないこと」であろう。しかし、リスク管理部門に求められるのは、そうした不作為の称揚ではもちろんないし、会社の風紀委員になることでもない。この本を読んで、適正なリスク・マインドが組織に根付き、機能することの大切さ、そのために、決して「現場」の中のみに閉じこもってはいけない、という思いを持った。2012/02/06

こぶーち

1
リスク管理の基本的な考え方やバーゼルについてなんとなくわかった。ただ内容の7割方がよくわからなかったので、もっと簡単な本を選べばよかった。あと横文字が異様に多い。2012/08/12

horihorio

1
数学者としての経歴と、三井銀行でのキャリアを持つ著者による、金融リスク管理についての紹介本。現場の話というよりは、リスクの話をいかに経営陣、社内他部署、との間で意思疎通してゆくのかを論じている。リスク=悪、ではない、健全で適度なリスク観を組織に醸成してゆくことの大切さを考えさせられた。2012/01/30

Mikatas

0
大手金融機関のリスク管理の現場の雰囲気を知るのに向くと思う。リスク管理の本の中ではわかりやすいほうではないか。2015/04/26

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