内容説明
企業審査分野で豊富な経験と実績をもつ筆者が、研究を積み重ね、信用リスク・マネジメント論を展開。実務経験に基づいた「事例」や、審査マン、営業マンが職業倫理として守るべき「掟」の紹介、粉飾決算防止に向けての方向性など実務に役立つ情報が満載。
目次
序 リスク・マネジメント総論(リスク・マネジメントの概念)
第1部 信用リスク・マネジメント(与信管理)(信用リスク・マネジメント(与信管理)にみるリスク・マネジメント
信用リスク・マネジメント(与信管理)における定性分析の概要 ほか)
第2部 粉飾決算防止の観点からのリスク・マネジメント(内部統制)(日米比較によるおもな粉飾事件と内部統制の変遷;粉飾防止のための内部統制と監査体制の課題と変遷 ほか)
第3部 粉飾決算防止に向けて(粉飾決算防止の方向性;日本の社会・経済秩序の回復のために)
著者等紹介
末松義章[スエマツヨシアキ]
1944年東京生まれ。1968年慶應義塾大学経済学部卒業、日商岩井(株)入社。同社審査部を経て、(株)ワタエイ出向、同社常務取締役。1997年(株)ジェイアール東日本商事入社。同社取締役管理審査部長、(株)ジェイアール東日本マネジメントサービス取締役、東日本旅客鉄道(株)調査役を経て、2006年(株)ジェイアール東日本商事顧問。2005年千葉商科大学大学院客員教授。2007年甲南大学大学院講師(~2009)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。