内容説明
民事再生法10年、多様化する事業再生手法を検証する。法曹界、企業・金融実務家の格好の指南書。各界からの“これからの10年”へ的確な提言、豊富な事例集。
目次
1 記念講演 新倒産法制10年の成果と課題―商取引債権保護の光と陰(はじめに 裁判外事業再生手続と裁判上事業再生手続(民事再生・会社更生)との連携
民事再生手続と会社更生手続の役割分担―管理型民事再生とDIP型会社更生の登場 ほか)
2 パネルディスカッション 新倒産法制10年を検証する―実例に学ぶ企業再生(諸制度の概観;論点の検討 ほか)
3 新倒産法制10年と今後の課題―各界からの提言(浮かび上がった諸問題と再改正の必要性;10年経過して古くなった日本の事業再生法制 ほか)
4 新倒産法制10年の検証―事例紹介編((株)フリーウェイの民事再生申立て―履行完了第1号案件
早期・迅速処理の日本リース会社更生手続 ほか)
著者等紹介
伊藤眞[イトウマコト]
早稲田大学教授。長島・大島常松法律事務所弁護士。東大法卒。一橋大学法学部教授、東京大学大学院法学政治学研究科教授等を経て2007年より現職。専門分野は民事訴訟法、民事執行法、民事保全法、倒産法(破産法等)など
須藤英章[スドウヒデアキ]
東京富士法律事務所弁護士。東大法卒。71年弁護士登録。東京富士法律事務所入所。98年日弁連倒産法改正問題検討委員会委員長、03年東京富士法律事務所代表事業再生研究機構専務理事、04年日弁連倒産法制検討委員会委員長、04年経産省企業活力再生研究会座長、06年経産省事業再生制度研究会座長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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