地域金融「哲学」シリーズ
動産評価とリレーションシップバンキング

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  • サイズ B6判/ページ数 173p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784322117363
  • NDC分類 338.55
  • Cコード C2033

内容説明

動産評価は企業の実態把握だ。企業審査そのものである。動産評価鑑定の第一人者たちが「コンサルティング機能強化」の視点から、「目から鱗」で「腹に落ちる」最適な企業実態把握の要諦を開陳。シリーズ第三弾。

目次

第1章 動産評価で進化するリレバン(「動産評価イコールABL」にあらず!;ABLは“劇薬”;貸し手も借り手も覚悟がいるABL;“動産評価の精緻化”が導き出す新展開;金融機関はどうすればよいのか)
第2章 動産担保融資と動産評価(動産担保融資とは何か;動産評価の意義)
第3章 動産の評価・管理・処分(動産評価鑑定業務の流れ;動産評価鑑定業務の実際;動産管理業務の実際;動産処分業務の実際)
第4章 新流通市場と事例研究(新流通市場「ReMarket」;業種別動産評価・処分のポイント)
第5章 今後の中小企業取引の方向性(動産評価と電子記録債権が中小企業取引を変える!;パートナーシップバンキング;顧客支援に関するコラボレーション)

著者等紹介

多胡秀人[タゴヒデト]
東京銀行(現・三菱東京UFJ銀行)、外資系金融機関勤務を経て、平成11年より地域金融・中小企業金融にかかわるコンサルティング業務に従事。平成15年よりアビームコンサルティング株式会社顧問。平成15年~19年まで金融庁「金融審議会金融分科会第二部会リレーションシップバンキングに関するワーキング・グループ」メンバー。平成19年より内閣府「行政減量・効率化有識者会議政策金融改革ワーキングチーム」委員。平成22年より金融庁「金融機能強化審査会」委員

久保田清[クボタキヨシ]
NPO法人日本動産鑑定理事長。昭和24年生。昭和43年埼玉銀行(現りそな銀行)入行。平成元年~11年、あさひ銀行(現りそな銀行)千住、水天宮、神谷町、上野、立川の各支店長を歴任。平成11年、株式会社ドン・キホーテ出向。業務本部長に就任。その後取締役を経て平成19年10月9日退任。平成19年10月10日より現職。平成18年~19年ABL協会正会員、平成19年10月~20年3月ABL協会オブザーバー、平成22年5月~ABL協会正会員

尾川宏豪[オガワヒロヒデ]
野村総合研究所金融システム事業推進部上級コンサルタント。昭和63年慶應義塾大学法学部法律学科卒業、東洋信託銀行(現三菱UFJ信託銀行)入社。国内営業店にて個人営業・中小企業営業等を経験する一方、本部では、信用リスク管理や経営企画等に携わる。平成18年5月より現職。これまで、リテール金融や金融商品取引法に関する調査実績あり。現在、動産・債権担保融資および電子記録債権に関する調査研究に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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KAZOO

90
多胡さんという人は、いまかなり金融庁での実務ベースでの知恵袋的な役割をしているようです。いままでの地域金融機関が担保主義(特に不動産絡みでの)から脱却して事業性評価融資というものに転換させようという考え方を持っています。そのような考え方は大賛成です。この中にはABLとは若干異なるという動産評価をどのように進めていくか具体的な手法が述べられています。参考になりました。2016/12/02

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