内容説明
◎「定年後」も毎日ワクワクする――すべてはモノマネから
私は1954年生まれの62歳ですが、毎朝、起きるのが楽しみでしょうがありません。
やりたいことがあって、毎日時間が足りないくらいです。
ちょっとしたきっかけではじめたことが、人生最大の楽しみになり得ます。
「本気で遊べば人生は愉しくなる」
そのために、まずはモノマネで上達してみてはいかがでしょうか?
◎モノマネ芸人、ボクサー、役者、画家、書家、ヨガ…
幾つもの顔を持つ逸楽の達人に学べ!
人生を楽しむ“ちょっとした練習”をしよう
ものまね芸人、プロボクサー、俳優、画家、書家、ヨギ(ヨーガをする人)といくつもの顔を持つ片岡鶴太郎さん。
まるで5人分、6人分の人生を楽しんでいるかのようだ。
62歳になるいまも朝、起きるのが待ち遠しいくらい毎日を謳歌している。
大切なのは「自分の魂は何をすれば歓喜するか」を問いかけてみること。
ワクワクすることだけやればいい。
そんな一番楽しい人生の見つけ方を「悦楽の達人」が教えてくれる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
134
片岡鶴太郎は、モノマネ芸人としてのデビュー以来良く知っていますが、著作は初めてです。タイトルから50代以降の人生の指南書だと思って読み始めましたが、ほとんど著者の半生記でした。人生の指南書としては、あまり役に立ちませんが、片岡鶴太郎に興味があれば問題ありません。定年後の人生は長い?ので、どうするか色々と思案して行きます(笑)2017/08/06
くろにゃんこ
46
ものまね、役者、ボクサー、画家とたくさんの才能ある方だと思っていましたが、やりたいことに本気で取り組み練習を重ねてきたという実直さ。現在のヨガに打ち込む痩せた姿と生活にはビックリしていましたが、これも鶴ちゃん流なんですね。すごい方です。2017/12/06
gtn
39
全盛を過ぎた後の生き方を伝えたかったのだと思うが、著者のサクセスストーリーに関心が向かう。なぜ清川虹子や松村達雄に弟子入りしようと思ったのか。関西人が思う以上に、東京人にとってはその存在は大きいのかもしれないが。そして、モノマネ志望は分かるとしても、なぜアナクロな片岡鶴八に弟子入りしたのか。なぜ「オレたちひょうきん族」に抜擢されたのか。たけしやさんまには敵わないという屈託もあったと聞く。しかし、すべての縁をプラスに変えようという執念が感じられる。2019/10/18
兵士O
36
僕の行きつけの喫茶店の女マスターさんは50才でも常に新しいことに挑戦している人で、今はSPOONという音声配信のSNSで、ラジオのDJみたいなポジションで、息子みたいな年の男の子とやり取りをしているんだ、というような話を聞かせてくれます。これからは好きなことを自分の仕事にできるようになる時代なんだ、とスピリチュアル界隈では言われているそうで、そのことをしきりに話したがります。今日もその話になったので、僕がこの本の「魂の歓喜」の話をすると、嬉しそうに頷いてくれました。僕自身もこの本から元気をもらいましたね。2021/05/08
ひと
32
今回も老後に向けた準備のための一冊。ものまね、ボクシング、役者、書画、ヨーガと、様々なものを突き詰めてきた体験談。魂が喚起することを問いかけ、ワクワクすることに取り組む。何が凄いって、やろうとしたことはどれも簡単ではないのに、コツコツと取り組み続けたことと、マネるところからスタートして自分の型を見つけ出す、守破離実践の執念深さ。自分も気の向くままに色々と手を出してみるけど、なかなか続かないので、続けることにもう少し執着してみたい、また、続けるためにも初める段階で誰かに習うことも必要だと感じました。2023/01/03