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ハイブリッド証券入門―デットとエクイティとのクロスオーバー

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  • サイズ A5判/ページ数 173p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784322112177
  • NDC分類 338.15
  • Cコード C2033

内容説明

株主価値の希薄化リスクを抑制しつつ、信用評価上はエクイティ性が認められる資金調達手段として注目される「ハイブリッド証券」について、アナリストランキング上位常連の著者が、体系的かつ具体的に解説。

目次

第1章 ハイブリッド証券とは(ハイブリッド証券の定義と種類;ハイブリッド証券およびメザニン・ファイナンスの歴史 ほか)
第2章 ハイブリッド証券の仕組み(典型的なスキーム図とリスクの所在;規制上の取扱い ほか)
第3章 活用事例(邦銀の活用事例;日本の事業法人による活用事例 ほか)
第4章 クレジット・サイクルならびにデットとエクイティとのリンク(クレジット・サイクルと投資家・金融機関のリスク許容度;米国クレジット・サイクルの検証 ほか)
第5章 今後の発展可能性と課題(事業法人ハイブリッド証券に対する投資家の見方;銀行のハイブリッド証券発行見通し ほか)

著者等紹介

後藤文人[ゴトウフミヒト]
UBS証券会社債券本部クレジット調査部長。エグゼクティブ・ディレクター。1986年、日本興業銀行入行、製造業および流通業の日系・非日系企業審査、ならびにディストレスト債権処理等に合計8年間従事した後、営業部門で素材産業大手企業等を担当。1999年8月、クレジットアナリストとしてメリルリンチに入社し、事業法人のクレジット分析を担当。2005年12月にUBS証券会社に入社し、クレジット投資戦略と事業法人(自動車、テクノロジー、機械、商社、小売り、商社など)のクレジット分析を担当。日経クレジットアナリストランキングで2001年第4位、2002年および2003年第2位、2004年ならびに2005年第1位、2006年第3位、2007年および2008年第1位。1986年、慶應義塾大学経済学部卒業。1994年、ロンドン・スクール・オブ・エコノミックスにて国際政治経済学修士号、1995年、ケンブリッジ大学にて国際関係論修士号取得

大槻奈那[オオツキナナ]
UBS証券会社株式調査部クレジット調査部。エグゼクティブ・ディレクター。中央三井信託銀行、HSBC等を経て、2000年よりS&Pで金融機関格付けに従事。05年UBS証券入社、金融機関の分析を担当。共著で「デットIR入門」(07年、銀行研修社)、「S&P日本の金融業界」シリーズ(01年~05年、東洋経済)、「消費者信用ビジネスの研究」(01年、BKC出版)。07年9月~12月、経済産業省の商工中央金庫特別準備金等評価委員。05年1月~7月、金融庁の銀行評定制度研究会の委員。東京大学卒、ロンドン・ビジネス・スクールにてMBA取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nekozuki

3
デット(負債)とエクイティ(株式)の中間的な特徴を有する金融商品について(ハイブリッド証券)の数少ない概論書。ハイブリッド証券の意義(発行体/投資家目線)、国内外での動向、事例がまとまっている良書。各商品についてもう少し詳しく説明して欲しかったが、総論としてはまとまりがよかった。実務的にどういう特約を付すことで商品を組成するのか等が詳しくわかればなおよし。2015/07/05

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