内容説明
「リスク管理の本質的な目的」であるリスク計測の目的、リスク指標の使用方法等を懇切ていねいに解説。
目次
第1編 市場リスク管理態勢(日本における市場リスク管理態勢の現状;市場リスク管理の歴史;経済価値ベースの収益・リスク管理と市場リスク管理;市場リスク管理の運営サイクル;市場リスク管理の標準的実践方法;市場リスク管理の高度化課題)
第2編 流動性リスク管理態勢(流動性リスク管理の概要;流動性リスクの分析・評価;流動性リスクの管理・運営)
著者等紹介
栗谷修輔[クリタニシュウスケ]
1969年大阪府生まれ。1993年早稲田大学理工学部工業経営学科卒業。株式会社日本長期信用銀行、興銀証券株式会社(現みずほ証券)にてリスク管理、金融商品開発・営業に従事。2000年データ・フォアビジョン株式会社入社。金融機関に対してリスク管理ソフトウェアの設計・開発、データ分析サービス、業務コンサルティング等を提供。現在、同社ソリューション企画部長
栗林洋介[クリバヤシヨウスケ]
1969年京都府生まれ。1993年京都大学理学部卒業。JPモルガン証券にてコーポレートファイナンス、キャピタル・マーケット、ストラクチャード・ファイナンス等の業務に従事。その後日興シティグループ証券およびインテグレイティド・ファイナンス証券にて、ストラクチャード・クレジット、クレジット・デリバティブのストラクチャリング・トレーディング業務、金融機関・事業法人に対するコーポレートファイナンスやリスク管理のアドバイス業務等に携わった。2007年初にキャピタスコンサルティング株式会社を共同設立(現在同社マネージングパートナー)
松平直之[マツダイラナオユキ]
1970年神奈川県生まれ。東京大学工学部計数工学科卒業。東京海上火災保険(現東京海上日動火災保険)にて、主に生命保険部門の主計業務(財務会計、収益管理、保険数理)に携わった後、コンサルティング会社のタワーズペリンにて、金融機関に対して収益・リスク管理、ALM、M&A、商品開発に関するコンサルティングを行う。その後インテグレイティド・ファイナンス証券にて、信用リスク管理、コーポレートファイナンス、ヘッジファンド評価等に関するアドバイザリー業務を行い、2007年初にキャピタスコンサルティング株式会社を共同設立(現在同社マネージングパートナー)。日本アクチュアリー会正会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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