内容説明
「日本版ビッグバン」から10年余。日本の金融システムはどのように変わったか。「決済手段の提供」「資金のプール化と持分権の分割」「リスク管理手段の提供」「経済資源の移転」「インセンティブ問題の解決」の各側面から分析し、あるべき姿を提言する。
目次
第1章 日本の金融システム:展望
第2章 決済制度と決済手段の提供
第3章 家計の資産運用と金融機関の説明義務
第4章 金融グローバル化とプルーデンス規制―バーゼルIIを中心に
第5章 貸出市場と証券化
第6章 日本のコーポレートガバナンス―現状の理解と今後の展望
著者等紹介
黒田晁生[クロダアキオ]
1971年東京大学経済学部卒、日本銀行調査局に入行。イェール大学経済学部修士(1975年)。日本インベスターズサービス(現R&I)主席アナリスト、日本銀行金融研究所研究第二課長を経て、1975年から明治大学政治経済学部教授(金融経済論)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。