内容説明
バーゼル2、改訂金融検査マニュアルにも完全対応!対顧デリバティブ取引、リスク管理、BIS規制関連を中心に、関係者必携のロングセラーを大幅刷新。
目次
第1章 スワップの金融技術概論
第2章 デリバティブ商品の概要
第3章 スワップの価格計算とリスク分析
第4章 対顧デリバティブ取引の実務
第5章 デリバティブ取引のリスク管理とBIS規制の基礎知識
第6章 デリバティブ取引の会計
著者等紹介
杉本浩一[スギモトヒロカズ]
京都大学経済学部卒業。日本長期信用銀行資金為替部、金融商品開発部、日本生命保険相互会社財務企画部、資金証券部、ニッセイアセットマネジメント株式会社商品開発室室長等を経て、現在ニッセイアセットマネジメント株式会社投資信託営業室営業部長(アカウントマネージャー統括)
福島良治[フクシマリョウジ]
東京大学法学部卒業。日本長期信用銀行金融商品開発部、日本興業銀行市場リスク管理部、金融市場営業部、みずほコーポレート銀行市場営業部等を経て、現在みずほ第一フィナンシャルテクノロジー株式会社金融工学第二部長、専修大学大学院経済学研究科客員教授
若林公子[ワカバヤシキミコ]
慶應義塾大学経済学部卒業。日本電気株式会社、モルガン・スタンレー証券会社債券部、日本長期信用銀行金融商品開発部、UBS証券ファイナンシャル・マーケット・エデュケーション部を経て、現在Idecs Ltd.エデュケーション事業部部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ももかさん
19
本当の金融はこう言うことをいうんですね。単純なものは理解できるが組み合わせたりしてくると全く理解できず。難しすぎて普通の銀行マンは分からないでしょ。証券マンの方が分かってそう。2016/03/14
disktnk
0
デリバティブ全般の概要・種類・理論・実務における観点が要領よく網羅されている.初版刊行当時は“デリバティブ”という単語が一般的ではなく“スワップ”というをタイトルに採用したとのこと(「刊行にあたって」より).価格理論を解説した第3章は他の章に比べてボリュームが多いとはいえ,全体的には概要の範疇に収まっている.基本を学ぶには最適な教科書だと思う. 2012/05/05