内容説明
真にサステナブルな企業の条件とは。多様化するコーポレートガバナンスの現状、日本版SOX法施行、CSRのISO規格化を踏まえ各界第1級の学者・弁護士が最先端の議論をもとに企業経営革新への道標を示す。
目次
1 総論(サステナビリティ会社法序説―CGとCSRの交錯と共働;新会社法とコーポレートガバナンス;社会的責任への法的アプローチの展開)
2 企業統治論(コンプライアンスとコーポレートガバナンス―会社法、金融商品取引法、アメリカ企業改革法、独占禁止法ならびに金融監督と金融機関の関係などコンプライアンス・内部統制をめぐる法の交錯と実践;従業員とコーポレートガバナンス;企業対象暴力とコーポレートガバナンス;会社法と個人情報保護・情報セキュリティ―ISMSを用いた個人情報保護・情報セキュリティ体制の構築と内部統制;法務部とガバナンス;アメリカにおけるコーポレートガバナンス;イギリスにおけるコーポレートガバナンス―コーポレートガバナンスの進展と非業務執行取締役の義務;ドイツにおけるコーポレートガバナンス―コーポレートガバナンス基準と日本の会社法;フランスにおけるコーポレートガバナンス;韓国におけるコーポレートガバナンス)
3 企業の社会的責任論(企業の社会貢献;コーポレートリスクからみたCSR;CSRの労働法的側面;企業経営と公益通報者保護法;ソフトローとしてのSRのISO化・国際標準化―ISO14001に学ぶ)
著者等紹介
奥島孝康[オクシマタカヤス]
1963年早稲田大学第一法学部卒業。1976年早稲田大学法学部教授、法学博士。1994年早稲田大学総長(2002年11月まで)。早稲田大学大学院法務研究科教授、早稲田大学学事顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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