出版社内容情報
今、金融機関に真に求められているものは何か。金融マーケティングに特化した本邦唯一のコンサルティング会社がその実績・経験を基にそのノウハウを詳解。顧客中心主義のマーケティング手法の基礎から具体的手法に関する内容までを分かり易く解説。
内容説明
金融マーケティングのプロが説く「方法論」としての顧客中心主義。顧客に嫌われたら儲からない。「選ばれる」銀行になるためにやるべきこととは。
目次
第1章 カスタマー・セントリックとは(なぜカスタマー・セントリックなのか―顧客中心主義は理想論ではなく「方法論」;顧客を理解しないことはリスクである―マーケティングはリスクを減らす科学 ほか)
第2章 カスタマー・セントリックの基礎知識(金融には金融のマーケティングがある―モノと金融サービスの違い;データベース・マーケティングの限界―顧客を理解するためのフレームワーク ほか)
第3章 カスタマー・セントリックのブランド論(金融機関にとってのブランド―顧客の視点からみた三つの役割;銀行名だけでは、差別化できない?―ある都市銀行が挑戦した商品ブランド)
第4章 カスタマー・セントリックの実践(ポイント・サービスはなぜうまくいかないのか―商品開発プロセスにおける問題点;多くの顧客が「金利のファン」だった―ある信用金庫の現実 ほか)
第5章 カスタマー・セントリックを実現する組織(従業員が不満では顧客は満足しない―現場の力を引き出す2つの要素;マーケティングは経営のインフラ―プロを育成することが絶対条件)
著者等紹介
戸谷圭子[トヤケイコ]
(株)マーケティング・エクセレンス代表取締役社長。あさひ銀行出身。96年に退職後はコンサルタントとして金融機関のリテール・マーケティングをサポート。99年マーケティング・エクセレンス設立。02年より、立教大学経済学部助教授としてサービス・マーケティングの教鞭を取る。金融マーケティングの最先端の研究者であり実務家でもある。京都大学経済学部卒、筑波大学経営シテム科学修士
栗田康弘[クリタヤスヒロ]
(株)マーケティング・エクセレンス代表取締役。三和銀行出身。米国現地法人(加州三和銀行)でリテールバンキングの企画業務を担当。95年に退職後は、コンサルタントとして、ALM、収益・リスク管理、マーケティング、と幅広い分野でリテール金融機関をサポート。99年、戸谷とともにマーケティング・エクセレンス設立。東京大学法学部卒、米国ミシガン大学MBA
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