戦略的金融システムの構築―21世紀のあるべき姿をめざして

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  • サイズ B6判/ページ数 241p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784322102291
  • NDC分類 338.21
  • Cコード C2033

出版社内容情報

第Ⅰ部 金融サービスの提供者はなぜ変わらなければならないのか

第1章 リスクの評価、管理、分担のできる銀行に向けて
 1 時代の変化に対応した経営戦略を
 2 銀行中心のシステムをどう変えるか
 3 大口事業金融で銀行が果たすべき機能
 
第2章 信頼される証券市場と証券会社に向けて
 1 株価の低迷
 2 株式市場の課題
 3 証券会社の課題
 4 望ましい直接金融を目指して
 
第3章 市場と共存して政策を生かす公的金融に向けて
 1 新たな金融システム構築のなかでの公的金融
 2 郵便貯金
 3 政府系金融機関

第Ⅱ部 金融サービスの利用者の側からみた課題

第4章 家計からみた課題
 1 家計の置かれた状況
 2 家計からみた金融システムのあるべき姿
 3 セーフティネットの整備
 
第5章 企業からみた課題
 1 企業の現状と課題
 2 コーポレート・ガバナンス
 
第Ⅲ部 新しい金融システムと実体経済について
    ~国際金融・国家戦略を念頭に置いて~

第6章 金融システムの構造改革と実体経済
 1 金融と経済
 2 金融と経済の構造改革
 
第7章 今後の金融システムのあるべき姿と金融をめぐる国家戦略の
    提言
 1 「業態」を超えて
 2 東京、大阪が世界の金融センター、情報センターとなるために
 3 新しい国際金融秩序の構築

内容説明

空洞化を止め、本邦金融機関の競争力を強化するために、いま何をなすべきか。政策立案者が描く再生への青写真。

目次

第1部 金融サービスの提供者はなぜ変わらなければならないのか(リスクの評価、管理、分担のできる銀行に向けて;信頼される証券市場と証券会社に向けて;市場と共存して政策を生かす公的金融に向けて)
第2部 金融サービスの利用者の側からみた課題(家計からみた課題;企業からみた課題)
第3部 新しい金融システムと実体経済について―国際金融・国家戦略を念頭に置いて(金融システムの構造改革と実体経済;今後の金融システムのあるべき姿と金融をめぐる国家戦略の提言)

著者等紹介

谷口隆義[タニグチタカヨシ]
衆議院議員、公認会計士、税理士。昭和24年大阪市生まれ。大阪府立大学経済学部卒業。平成5年初当選。現在3期。衆議院では、予算委員会理事、財務金融委員。公明党では副幹事長、税制調査会事務局長、金融問題調査プロジェクト座長、企業法制に関するプロジェクト座長を現任。公認会計士として初めての国会議員であり、金融・財政・税制の実務面に精通する数少ない議員の一人。国際化が進む今日、新しい日本の経済システム確立に向け、幹根である税制や商法等の改正に着手し、懸命に取り組んでいる。現在まで、14本にのぼる議員立法の提出、延べ100回を超える国会審議など、公明党きっての財政・金融通として意欲的に政策立案に取り組む姿勢は、政界のみならず財界からも高い評価を得ている
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