出版社内容情報
財務粉飾・倒産企業のチェック・ポイントを最新のデータを基にベテラン実務家が教える！ イチロー方式による独自の分析・考察手法で倒産企業の財務特性を解明するとともに、業種・要因別にも言及した待望の実務書。
第１編 粉飾決算の識別
第1章 最近みられた粉飾決算事例
Ⅰ 倒産事例企業にみる貸付金計上の過大
Ⅱ 典型的粉飾決算事例企業（ミタ電機）
Ⅲ“郊外店の靴のマルトミ”の財務とその倒産の概要
Ⅳ 不健全資産計上とその増大を利用しての利益操作企業事例20社
V 株式店頭公開のための増資資金を融手割引で調達を図ったK社
〔追捕資料〕融通手形操作失敗倒産データ
第2章 財務粉飾とその検出検証
1 企業の財務粉飾への対応姿勢
2 財務粉飾の目的と類型
3 企業の財務粉飾手法
4 企業およびその業種による特殊模作例
5 取引の数量面からの必要性
6 まとめ
〔付属資料〕粉飾決算・融通手形・偽造手形識別チェック・リスト
第２編 倒産企業財務持性の考察
第1章 倒産企業の業種・倒産要因面からの考察
1 業種・倒産要因面からの考察の必要性
2 倒産企業財務特性考察の目的一類似事象の早期知によるリスク縮減と離脱
窮2章 従来の企業財務考察手法への疑問と反省
1 ある倒産建設業企業の事例からの教訓
2 日本国土開発㈱財務内容考察
3 企業実態把握に求められる財務内容考察手法
4 イチロー方式財務内容考察ー“クローン審査マン”をつくらないために
第3章 倒産事例企業にみる財務特性（その1）
－平成12年倒産アバレル藤井㈱の財務内容-
第4章 倒産事例企業にみる財務特性（その2）
ー平成10年～12年倒産中堅電機メーカー4社の財務内容
第5章 倒産事例企業にみる財務特性（その3）
－平成10年～12年倒産中堅建設業7社の財務内容
第6章 倒産事例企業にみる財務特性（その4）
一平成11年～12年倒産中堅販売業3者の財務内容
内容説明
イチロー方式で完全対応！高度化する粉飾決算を見破るノウ・ハウを最新ケースを基に詳解。ＯＪＴ・集合研修に最適。
目次
第１編 粉飾決算の識別（最近みられた粉飾決算事例；財務粉飾とその検出検証）
第２編 倒産企業財務特性の考察（倒産企業の業種・倒産要因面からの考察；従来の企業財務考察手法への疑問と反省；倒産事例企業にみる財務特性（平成１２年倒産アパレル藤井（株）の財務内容
平成１０年～１２年倒産中堅電機メーカー４社の財務内容
平成１０年～１２年倒産中堅建設業７社の財務内容
平成１１年～１２年における倒産中堅販売業３社））
著者等紹介
岡崎一郎［オカザキイチロウ］
長野県上田市出身。昭和２６年東京相互銀行（現東京相和銀行）入行。川崎支店、本店融資部調査課長、審査部次長等を経て、昭和５４年定年退職。引続き同行嘱託として勤務、現在社団法人金融財政事情研究会講師として第二地方銀行協会・全国信用金庫協会をはじめ、融資・審査に関する各種研修会、講座等の講師活動に従事。専門分野は信用調査・財務分析・倒産予知等
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感想・レビュー
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諸葛遼孔明
