出版社内容情報
RによるSNS分析の入門書。機械学習やデータサイエンス等の発展的な話題も扱い,データソースを用いた分析のイロハが身につく。
内容説明
本書は、Rを用いたソーシャルメディア分析の入門書である。ここでいうソーシャルメディアとは、TwitterやFacebookに代表されるSNS(ソーシャルネットワークサービス)とほぼ同義である。このようなサービスの多くはWebAPIの形で外部にデータを提供しており、本書はこれを利用したさまざまな分析例を紹介している。まず第1章において、Rの導入とソーシャルメディア分析の基本的な流れを紹介する。Rの導入についても過不足なく説明され、初心者でも勘どころを押さえながら読み進めることができる。第2章以降は、さまざまなソーシャルメディアにおける具体的な分析例を紹介していく。読者は本書を通じて、ソーシャルメディア分析を実施する際に、どのようなデータソースがあり、そこでどのような分析が可能か、という分析のイロハを身につけることができる。データサイエンティストとして分析力を身につけたいが、手もとにサンプルデータ(例えば有名なアヤメのデータ(iris))しかなく、実データ(いわゆるリアルワールドデータ)は持っていない、といった方に最適な1冊。
目次
第1章 ソーシャルメディア分析とRの基礎
第2章 Twitter―140文字の世界で何が起きているのか
第3章 Facebookにおけるソーシャルネットワークとブランドエンゲージメントの分析
第4章 Foursquareのデータ分析
第5章 ソフトウェアのコラボレーション傾向の分析(1)―GitHubによるソーシャルコーディング
第6章 ソフトウェアのコラボレーション傾向の分析(2)―StackExchangeにおける回答傾向
第7章 Flickrのデータ分析
第8章 ニュースサイトの分析