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出版社内容情報
●内容
携帯電話やデジカメといった情報ネットワークに機器に欠くことのできないデジタル信号処理回路については一般アルゴリズムをCで記述する。しかし、アルゴリズムをハードウェアで実現する場合、途中でC言語からHDLに記述しなおす必要があった。この効率の悪く、誤りの発生しやすい方法を解消する新しい言語、SystemC(ハードウェア設計のためにC++を拡張して開発された)を使用してデジタル信号回路を記述し、すべてC++のままシステム全体を高速に検証し、SystemCからハードウェアを合成する設計スタイルが普及しつつある。これらについて記述したテキストに対する要求は非常に強いが、まだ存在しない。本書は、SystemCによるデジタル信号処理回路の設計を内容とする、まさに良書となるであろう。
内容説明
本書はSystemCを使った新しいVLSI設計手法を説明している。本書はSystemCの文法、モデルの記述方法、SystemCシミュレータによる検証方法、動作合成の使用方法について説明した後、JPEGエンコーダを対象としてSystemCによるシステム開発例を解説している。
目次
第1章 C言語設計概要
第2章 例による概略説明
第3章 SystemC文法
第4章 SystemCによる回路記述
第5章 検証
第6章 動作合成
第7章 JPEGコーデックの設計
著者等紹介
大村正之[オオムラマサユキ]
1965年生まれ。1988年東京都立大学工学部電気工学科卒業。1988年(株)PFU入社。1999年パシフィック・デザイン(株)入社。2003年テンシリカ(株)入社(現職)
深山正幸[ミヤママサユキ]
1966年生まれ。1988年筑波大学第三学群情報学類卒業。1988年(株)PFU入社。1995年北陸先端科学技術大学院大学情報システム研究科博士前期課程修了、工学修士。1996年ケイデンスデザインシステムズ(株)入社。1997年イノテック(株)入社。2000年金沢大学工学部電気電子システム工学科助手(現職)
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