内容説明
すべては「神の河」のボトルデザインから始まった。ボトルに魅せられて26年。市場に媚びずに自らの信じる道を走り続ける反骨インハウスデザイナーのモノづくり論。
目次
プロローグ あるまじき社員のつぶやき
第1章 「神の河」は、僕の原点である
第2章 ボトルデザインに目覚める
第3章 すべてはストーリーから始まる。
第4章 時代が生んだデザイン
第5章 ブランドは「こだわり」
第6章 ガラスに魅せられて
エピローグ 主張はあるか
著者等紹介
三石博[ミツイシヒロシ]
1954年長野県に生まれる。1979年多摩美術大学デザイン学科グラフィックデザイン専攻卒業。81年同大学院美術研究科修了後、大手印刷会社に入社。入社後、関西に配属され、パッケージデザインの仕事に携わる。83年、パッケージデザイナー鹿目尚志氏との仕事でボトルデザインの魅力に目覚める。85年から、薩摩酒造株式会社の商品開発、デザインに従事。以後、印刷会社にいながら、インハウスデザイナーの領域を超えた酒ボトルデザインを中核とした仕事の姿勢を貫く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kei
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表紙とか、載っているボトルの写真が美しくて、2000円超える本だったけど買ってしまった。ボトルの世界って美しい。 デザイン開発は、マイナス面を潰すよりもデザインコンセプトの良い表現を最大限のばすことを優先させるべきである、と語る著者。 続く例で、「片手で持ちにくければ両手で持てばいい。キャップが開けにくければ片手でボトルをしっかり持って開ければ良い。」みたいな事が書かれていて、まあその通りなんだけど(笑)、最近のデザインを見ると、機能性は優れているけどデザインを犠牲にしてる面も少なからずあるような。2015/01/25