出版社内容情報
本書は、経営科学やオペレーションズ・リサーチ(OR)の初学者に向けて、線形計画法の基礎から応用までを解説した入門書です。 難解になりがちな数理モデルを、身近な「Googleスプレッドシート」と「Google Apps Script(GAS)」を使って動かしながら学ぶことで、直感的な理解と実践的なスキルを同時に身につけることができます。
【本書の特長】
◆初学者に優しいステップアップ構成: 経営科学の基本的な考え方からスタートし、シンプレックス法や双対理論などの重要概念を丁寧に解説します。
◆「体験」重視の学習スタイル: ただ教科書を読むだけでなく、実際に手を動かして計算モデルを構築します。ヒッチコック型輸送問題や施設配置問題など、実社会の課題解決に直結する応用モデルも実装します。
◆クラウド時代のITスキルを習得: 環境構築不要のクラウドツール(Googleスプレッドシート/GAS)を採用。最適化理論を学びながら、DX時代に必須のクラウドコンピューティングやプログラミング(GAS)の基礎スキルも同時にトレーニングできます。
【こんな方におすすめ】
〇経営工学、情報科学などを学ぶ学部生・高専生
〇仕事で使える「最適化」のスキルを身につけたいビジネスパーソン
〇Excelやスプレッドシートを一歩進んだ分析ツールとして活用したい方
【目次】
はじめに
第 1 章 経営科学の考え方
1.1 モデルライフサイクル
1.2 ソフトウェアの活用
1.3 章末問題
第 2 章 線形計画問題のモデル化
2.1 生産計画問題
2.2 栄養問題
2.3 表計算形式のモデル化
2.4 章末問題
第 3 章 線形計画問題のグラフによる解法
3.1 生産計画問題のグラフによる解法
3.2 栄養問題のグラフによる解法
3.3 Google スプレッドシートによるグラフ作成
3.4 行列による連立 1 次方程式の解法
3.4.1 行列による表現と行列演算
3.4.2 表計算ソフトの活用
3.5 章末問題
第 4 章 線形計画問題の代数的解法
4.1 標準形の定式化
4.2 基底解の算出
4.3 基底解の改善
4.4 シンプレックス法
4.5 グラフによる解法との関係
4.6 章末問題
第 5 章 シンプレックス法
5.1 タブローを利用する解
5.2 スラック変数とその係数が表す意味
5.3 GAS による掃き出しの自動化
5.4 章末問題
第 6 章 双対問題による解法
6.1 双対問題の定式化
6.2 タッカー表による双対問題
6.3 章末問題
第 7 章 2段階シンプレックス法
7.1 不等号の向きが混合した問題
7.2 最小化問題の解法
7.3 章末問題
第 8 章 ヒッチコック型輸送問題のモデル化と初期基底解
8.1 ヒッチコック型輸送問題の定式化
8.2 北西隅ルール
8.3 ハウタッカー法
8.4 章末問題
第 9 章 ヒッチコック型輸送問題の基底解の改善手法
9.1 飛び石法
9.2 MODI 法
9.3 輸送問題解法アルゴリズム
9.4 章末問題
第 10 章 割当問題
10.1 割当問題の定式化
10.2 ヒッチコック型輸送問題解法の利用
10.3 章末問題
第 11 章 Google ソルバーの利用
11.1 ナップサック問題
11.2 Google ソルバーの構成
11.3 一般化割当問題
11.4 章末問題
第 12 章 施設配置問題
12.1 p メディアン問題
12.2 p センター問題
12.3 章末問題
第 13 章 GAS とGoogle スプレッドシートとの連携



