高校数学の不都合な真実―素因数分解と円周率のはなし

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高校数学の不都合な真実―素因数分解と円周率のはなし

  • 有木 進【著】
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 共立出版(2024/03発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 120p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784320115569
  • NDC分類 412
  • Cコード C3041

出版社内容情報

――あなたは、その証明を信じますか?

 高校数学で学ぶ証明の中には、論理的に誤りがあると指摘され続けているものが含まれている。本書では、“素因数分解”“円周率”という二つの例を取り上げ、高校数学に潜む論理的瑕疵を詳らかにし、その回避方法を提示する。

 論理的演繹で完結するイデアの世界“数学”。他方、経験則が妥当性の根拠となりうる諸科学や現実世界。交差する二つの世界に介在する矛盾に焦点を当てた、異色作。

内容説明

論理的演繹で完結するイデアの世界“数学”。他方、経験則が妥当性の根拠となりうる諸科学や現実世界。交差する二つの世界に介在する矛盾に、いま焦点をあてる。あなたは、その証明を信じますか?「素因数分解」「円周率」の二例をもとに、高校数学に潜む論理的瑕疵を詳らかにし、その回避方法を提示する。

目次

1部 素因数分解のはなし(素因数分解とは何か;整数の既約分解の存在と一意性;因数分解を考えられる枠組み;多項式の既約分解)
2部 円周率のはなし(ユークリッド空間;弧度法と三角関数の定義;定義域の複素数への拡張;あとがきに代えて)

著者等紹介

有木進[アリキススム]
1989年3月東京大学大学院理学系研究科修了。2023年4月現在、大阪大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。