コミュニケーションとしての思考―人間の発達,ディスコースの成長,数学化

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コミュニケーションとしての思考―人間の発達,ディスコースの成長,数学化

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  • サイズ A5判/ページ数 410p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784320114913
  • NDC分類 410
  • Cコード C3041

出版社内容情報

本書は、数学学習研究において学習者の概念の形成を観察可能な数学のディスコース上で捉え、またヴィゴツキーとヴィトゲンシュタインの発想をベースとして「コモグニション(commognition = communication(コミュニケーション) + cognition(認知))」論を構築した著者によって執筆された、コミュニケーションと思考がコインの裏表の形であり、言葉を語ることでなぜ思考が高まるかを説明する書籍である。
前半では、学習と問題解決に関する多くの伝統的な論争の提示から始め、その解決にコモグニションの視点が有用であることを解説する。後半では、数学的ディスコースの意味づけにコモグニション論を用い、その威力を明瞭に例証する。
本書を通じて、理論的な考察の中に、数多くの経験的事例がちりばめられている。例のほとんどは数学的なものだが、それらはかなり初等的なものであり、基本的な算術について多少でも知っている人には容易に理解できるものである。そのため、数学を専門にしない読者にとっても大いに有用なものとなっている。人間の思考を理論化することに関心がある人、数学的思考に興味がある人、双方にとって大変有益な書籍と言えよう。

[原著:Thinking as Communicating: Human Development, the Growth of Discourses, and Mathematizing]

目次

第1部 思考に関するディスコース((数学的)思考についての謎
対象化
コモグニション:コミュニケーションとしての思考
言語で思考すること)
第2部 ディスコースとしての数学(コミュニケーションの一形態としての数学;数学的ディスコースの対象:数学化するとは一体どういうことなのか;ルーティン:我々はいかにして数学化するのか;探究ルーティン、実行ルーティン、儀式ルーティン:我々は何のために数学化するのか;これまでを振り返り未来を展望する:古い困惑の解決と新しい困惑への直面)

著者等紹介

岡崎正和[オカザキマサカズ]
1997年広島大学大学院教育学研究科教科教育学専攻博士課程後期修了。現在、岡山大学学術研究院教育学域教授、博士(教育学)。専門、数学教育学

山田篤史[ヤマダアツシ]
1995年広島大学大学院教育学研究科教科教育学専攻博士課程後期中途退学。現在、愛知教育大学教授、修士(教育学)。専門、数学教育学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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むらさき

6
最後まで読んでも「ディスコース」を理解出来なかった。 会話、共同体内の文脈、コミュニティ、考え方、概念。ただただディスコースが肥大化した何かとしか捉えられなかった。 文章を読んで進めば進むほど「ディスコースってなに?」という状態。 迷子になりっぱなしでした。。。 数学の理解のヒントになるかなぁと思ったのですが、自分は読み解けなかったです。 そもそも前提としてディスコースの文脈がわかってないとキツイ。2023/10/12

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