出版社内容情報
二千年以上にわたる組合せ論の発展の歴史とその背景を詳細に解説した世界初の書。各章を世界的に名の知られた一流の著者らが担当。
目次
第1部 導入(組合せ論の二千年)
第2部 古代の組合せ論(インドの組合せ論;中国;イスラム世界の組合せ論;ユダヤの組合せ論;ルネッサンス期の組合せ論;現代の組合せ論の起源;算術三角形)
第3部 現代の組合せ論(初期のグラフ理論;分割;ブロックデザイン;ラテン方陣;数え上げ(18世紀‐20世紀)
組合せ論的集合論
現代のグラフ理論(ローウェル・バイネケ、ロビン・ウィルソン))
第4部 余波(組合せ論への個人的見解)
著者等紹介
ウィルソン,ロビン[ウィルソン,ロビン] [Wilson,Robin]
オープン(Open)大学の純粋数学の名誉教授であり、ロンドンのグレシャム(Gresham)・カレッジの幾何学の名誉教授であり、オックスフォードのキーブル(Keble)・カレッジの元フェローでもある。現在、英国数学史学会の会長を務めている。グラフ理論に関する本、および数学史に関するたくさんの本を書いたり編集したりしてきた。数学とその歴史の普及とコミュニケーションに貢献しており、飛び抜けて優れた解説記事に与えられるLester Ford(レスター・フォード)and P´olya(ポリヤ)賞をMathematical Association of America(MAA)から授与された
ワトキンス,ジョン・J.[ワトキンス,ジョンJ.] [Watkins,John J.]
米国コロラド大学の数学の名誉教授である。カンザス大学で学位を受け、可換代数を専門としていた。しかし、主な研究の関心はグラフ理論にあり、主にこの分野で学部学生を共同研究者とした論文も含め数多くの論文を発表している
高瀬正仁[タカセマサヒト]
昭和26年(1951年)、群馬県勢多郡東村(現在、みどり市)に生まれる。数学者・数学史家。専攻は多変数関数論と近代数学史。元九州大学教授
平坂貢[ヒラサカミツグ]
1971年、長崎県大村市に生まれる。1998年、九州大学大学院数理学研究科修了。博士(数理学)取得。イスラエル、韓国、台湾でのポストドクターを経て、2002年に韓国、釜山国立大学数学科専任講師就任。その後、同学科で助教授、准教授を経て、2013年より教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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