出版社内容情報
経営系の学部1年生を対象にした統計学のテキスト。統計学を本格的に理解するためには微分・積分の知識も必要になるが，文系の学生のために，できるだけ難しい数学は使わなくても理解できるよう工夫した。前半では高校数学の復習プラスアルファとして集合，順列・組み合わせや確率，および，簡単な確率分布を説明し，後半では統計分析の手法を解説。演習問題を多く取り入れ，実践につながるように配慮した。改訂版では，さまざまな統計手法の使い方を解説する例題などの古くなったデータを最新のデータに入れ替えた。
第1章 確率と資料の整理
1.1 順列・組み合わせ
1.2 確率
1.3 条件付き確率とベイズの定理
1.4 資料の整理
章末問題
第2章 確率分布
2.1 確率変数と確率分布
2.2 離散型確率分布
2.3 様々な離散型確率分布
2.4 連続型確率分布
2.5 正規分布の再生性と標準正規分布
2.6 正規近似
2.7 偏差値
2.8 2次元確率分布
章末問題
第3章 統計的推論
3.1 サンプリング
3.2 点推定と様々な平均
3.3 母平均の区間推定
3.4 母平均の検定
3.5 2つの母集団
3.6 母比率の推定・検定
3.7 等分散の検定と分散比の推定
3.8 分割表と独立性の検定
3.9 適合度検定
章末問題
第4章 その他の統計的推論
4.1 相関分析
4.2 回帰分析
4.3 ノンパラメトリック検定
章末問題
第5章 予測
5.1 移動平均，指数平滑
5.2 2次曲線，ロジスティック曲線，ゴンぺルツ曲線
章末問題
参考文献
問題の略解
付表
索引
塩出 省吾［シオデショウゴ］
著・文・その他
今野 勤［コンノツトム］
著・文・その他
目次
第１章 確率と資料の整理（順列・組み合わせ；確率 ほか）
第２章 確率分布（確率変数と確率分布；離散型確率分布 ほか）
第３章 統計的推論（サンプリング；点推定と様々な平均 ほか）
第４章 その他の統計的推論（相関分析；回帰分析 ほか）
第５章 予測（移動平均、指数平滑；２次曲線、ロジスティック曲線、ゴンペルツ曲線）
著者等紹介
塩出省吾［シオデショウゴ］
１９７７年大阪大学工学部卒業。１９７９年同大学大学院工学研究科博士前期課程修了。１９８２年同大学大学院工学研究科博士後期課程単位取得退学、工学博士。現在、神戸学院大学経営学部教授
今野勤［コンノツトム］
１９７６年早稲田大学理工学部卒業。１９７８年同大学大学院修士課程修了。ヤマハ発動機株式会社などを経て、２０００年大阪大学大学院工学研究科博士課程後期修了、博士（工学）。現在、神戸学院大学経営学部教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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