統計学One Point<br> 欠測データ処理―Rによる単一代入法と多重代入法

個数:
電子版価格
¥2,420
  • 電子版あり

統計学One Point
欠測データ処理―Rによる単一代入法と多重代入法

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年06月30日 22時02分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 208p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784320112568
  • NDC分類 417
  • Cコード C3341

出版社内容情報

 一般的に調査・観測データには欠測が生じることが多く,適切な欠測データの処理をしなければ,解析結果に偏りが生じることがある。多重代入法は,尤度解析法と並んで最も汎用的な欠測データ解析法であるが,これまでの書籍では理論的な解説が主で,実際の応用事例や具体的な手順の記述が少なかった。そのため,実証分析を行う社会科学者や実務者が多重代入法を実際に活用することにはハードルがあった。
 本書は,ワンポイントとして代入法を中心に解説している。平均値のt検定,重回帰分析,ロジスティック回帰分析,時系列分析,パネルデータ分析といった社会科学において頻繁に使用される分析手法に関して,データに欠測が生じている場合に,多重代入法を用いてどのように欠測データを処理していけばよいかを具体的に示している。
 事例で扱ったデータとRコードが掲載されているので,読者は本書に示された手順を再現しながら,欠測データの解析法を学んでいくことができる。主に,ウェブ上で入手可能な実データで解説しているので,実践的な技能が身につく。本書は,座学として単に読むだけでなく,ぜひコンピュータ上で実際に処理を体験して欲しい。それが,欠測データの解析法を理解し,修得する近道である。

目次

Rによるデータ解析
不完全データの統計解析
単一代入法
多重代入法の概要
多重代入法のアルゴリズム
多重代入モデルの診断
量的データの多重代入法1:平均値のt検定
量的データの多重代入法2:重回帰分析
質的データの多重代入法1:ダミー変数のある重回帰分析
質的データの多重代入法2:ロジスティック回帰分析
時系列データの多重代入法:ARIMAモデル
パネルデータの多重代入法:固定効果と変量効果
感度分析:NMARの統計解析
事前分布の導入

著者等紹介

高橋将宜[タカハシマサヨシ]
2009年ミシガン州立大学政治学科博士課程単位取得。2017年成蹊大学大学院理工学研究科理工学専攻情報科学コース博士号取得。東京外国語大学経営戦略情報本部特任助教。博士(理工学)。専門、統計科学、情報科学、計量政治学、不完全データ処理法

渡辺美智子[ワタナベミチコ]
1981年九州大学大学院総合理工学研究科情報システム学専攻修士課程修了。1986年九州大学博士号取得。慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科教授。理学博士。専門、統計科学、多変量解析、潜在変数モデル、不完全データ処理法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

shin_ash

6
長い間積読だったが、可能であれば欠測値処理がしたくて多重代入法が気になったので読んでみた。本書は多重代入法を中心に欠測値の処理について実践的に書かれている。パラメータの推定精度の向上が目的ならば、多重代入法は有効な選択肢に思える。多重代入法を実施する上で重要になるのが代入モデルであるが、これは分析で最終的に得たいモデルに対してネストした関係でないと適合性で問題が出る。そこで気になるのが自分のやりたい事がパラメータの推定精度の向上なのか?という事だ。分析が何らかの仮説に対する検証だとしても仮説に相当の自信が2023/06/19

Józef Klemens Piłsudski

1
欠測メカニズムが MAR 前提の話が多かったので, まあそうかと納得できるとこは多かったけど新しい発見があまり感じられなかった.2018/05/31

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12484255
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品