出版社内容情報
本書は,経済・経営系の学生をはじめとして,高校まで統計学を学んだことのない人々も読者対象として含めた入門書である。統計学の基礎的な概念や手法を具体的・個別的事例から始めて,一般的な公式・法則へ導いて話を進めていくので,読者は統計学を体系的に学習することができる。第4版では,第3版と同様6章の校正としているが,一部データを更新・追加した。
統計学略史年表
第1章 統計データの読み方と作成
1-1 はじめに
1-2 統計データを読む
(1) 統計データによる状態の把握
(2) 統計データによる変化の把握
(3) 統計データの制約
1-3 統計データを工夫して読む
(1) 指数の作成
(2) 寄与度・寄与率
第2章 統計データの整理
2-1 統計調査
(1) 全数調査と一部調査
(2) 全数調査
(3) 一部調査
(4) 全数調査か標本調査か?
2-2 統計資料の整理
(1) 度数分布表
(2) 時系列
2-3 統計図表
(1) 度数分布図
(2) 分布の型
(3) 累積度数分布図
(4) ローレンツ曲線と不平等の測度
第3章 統計データの特性値
3-1 はじめに
3-2 代表値
(1) 代表値の種類
(2) 度数分布表から平均値計算
(3) さまざまな平均
3-3 散布度
(1) 散布度の種類
(2) 度数分布表から分散・標準偏差の計算
(3) 変動係数
3-4 相関関係
(1) 相関関係
(2) 相関係数
(3) 相関係数の計算と特徴
(4) 回帰直線
第4章 標本と確率分布
4-1 はじめに
4-2 標本調査
(1) 母集団と標本
(2) 無作為抽出
4-3 確率の考え方と性質
(1) 確率の考え方
(2) 事象のいろいろな場面
(3) 確率の基本的定理
(4) 確率の実践的な意味
4-4 離散型確率分布
(1) 組合せの数
(2) 独立試行
(3) 確率変数・確率分布
(4) 二項分布
(5) 平均値・分散・標準偏差
4-5 連続型確率分布
(1) 確率の一般化
(2) 正規分布
(3) 正規分布の利用
第5章 標本分布と推定
5-1 標本分布
(1) はじめに
(2) 標本実験
(3) 標本分布
5-2 母数推定
(1) 母平均の推定
(2) 母分散の推定
(3) 区間推定
第6章 統計的検定
6-1 統計的検定の考え方
(1) はじめに
(2) 疑いの心理から検定の推理に
(3) 検定の方式
6-2 統計的検定
(1) 正規分布による検定
(2) カイ二乗分布
(3) t分布による検定
6-3 回帰分析と統計的検定
(1) 回帰モデル
(2) 推定量の性質
(3) 統計的検定
(4) 決定係数
(5) 今後の検討課題
補 注
参考書
問題解答
付 表
稲葉 三男[イナバ ミツオ]
稲葉 敏夫[イナバ トシオ]
稲葉 和夫[イナバ カズオ]
目次
第1章 統計データの読み方と作成(統計データを読む;統計データを工夫して読む)
第2章 統計データの整理(統計調査;統計資料の整理;統計図表)
第3章 統計データの特性値(代表値;散布度;相関関係)
第4章 標本と確率分布(標本調査;確率の考え方と性質;離散型確率分布;連続型確率分布)
第5章 標本分布と推定(標本分布;母数推定)
第6章 統計的検定(統計的検定の考え方;統計的検定;回帰分析と統計的検定)
著者等紹介
稲葉三男[イナバミツオ]
元熊本大学名誉教授
稲葉敏夫[イナバトシオ]
早稲田大学教授
稲葉和夫[イナバカズオ]
立命館大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。