出版社内容情報
論理回路の基礎を学ぶための教科書。学ぶべき基礎的な事項が標準化されていることを意識し,理論的な構成を美しくしっかりとするよう配慮した。予備知識のない初学者も容易に理解できるだろう。ブール代数や順序回路の考え方は他の情報科学の科目を学ぶためにも必要であり,本書で情報科学の基礎を学んでほしい。
1. 2進数
記数法/2進算術演算
2. ブール代数
論理式/ブール代数の形式系/論理式の標準形
3. 論理関数
論理関数の表現/論理関数の基本的性質/論理関数の最簡形式
4. 組合せ論理関数
組合せ論理関数と順序回路/論理ゲート/組合せ論理回路の設計/組合せ論理回路の設計例
5. 順序回路
順序回路とは/同期回路と非同期回路/順序回路のモデル/状態遷移図と状態遷移表
6. フリップフロップ
フリップフロップとは/FFの実現/FFの変換
7. 順序回路の設計と解析
順序回路の解析/順序回路の設計手順/状態の簡単化/状態割り当て/FFの入力論理式の導出
8. 順序回路の応用
レジスタ/シフトレジスタ/カウンタ
9. 演算回路
加減算回路/桁上げ先見回路/乗算回路
演習問題解答
目次
1 2進数(Binary number)
2 ブール代数(Boolean Algebra)
3 論理関数(Boolean function)
4 組合せ論理回路(Combinatorial Loic Circuits)
5 順序回路(Sequential Circuit)
6 フリップフロップ(Flip‐Flop)
7 順序回路の設計と解析
8 順序回路の応用
9 演算回路(Arithmetic Circuit)
著者等紹介
房岡璋[フサオカアキラ]
1972年京都大学大学院工学研究科博士課程修了。元立命館大学教授。工学博士
小柳滋[オヤナギシゲル]
1977年京都大学大学院工学研究科博士課程修了。現在、立命館大学教授。工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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