出版社内容情報
【解説】
大学理工科系の学生を対象に,Laplace変換の諸性質およびその応用について,多数の重要な例題を掲げ演習問題形式でわかりやすく解説。
【目次】
Laplace変換・Laplace逆変換・関数方程式への応用・過渡現象への応用・自動制御への応用・(付)Laplace変換表
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
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学校で教材の提示の順番が、疑問に思うことがある。回路や制御に興味を持った人間なら、回路や制御に使うLaplace変換を具体的に解くのは、それなりに楽しい。微分や積分をやる前に、物理現象の描写や、物理的な制御の考え方を示してもらえれば、もっと真剣に勉強したかもしれない。興味を持ったことに使う技術は、それほど苦もなく勉強できる。p.2の式(1.6)推移定理は、その意味を説明してもらえる人がいると嬉しい。工業数学について、佐治学先生に補講をしてもらったので、なんとかついていけた。ありがとうございました。2020/02/09