出版社内容情報
理論生物学の主要な話題と数理的方法を学べる教科書。理論生物学における新しい手法「構造理論」についても詳説する世界初の書籍。
目次
生命システム概論
第1部 時間的な変動の数理(1変数力学システム;遺伝子調節システムとそのダイナミクス;振動する生命システム1―体内時計と分節時計;振動する生命システム2―シアノバクテリア体内時計)
第2部 ネットワークの数理(遺伝子調節システムと細胞の多様性;調節ネットワークの構造とダイナミクス;化学反応システム1―酵素による制御;化学反応システム2―振る舞いの多様性と分岐)
第3部 時空間パターンの数理(神経細胞と興奮系の数理;反応拡散方程式とチューリングの拡散不安定性;生物で見られる様々な自己組織的周期パターン;自己組織的形態形成を実現する反応ネットワーク;細胞極性;細胞移動による形態形成;細胞や組織の変形ダイナミクス)
著者等紹介
望月敦史[モチズキアツシ]
京都大学ウイルス・再生医科学研究所および理学研究科生物科学専攻、教授。1994年京都大学理学部卒業、1998年九州大学大学院理学研究科博士課程中退。1998年九州大学理学部助手、2002年基礎生物学研究所助教授、2007年同准教授、2008年理化学研究所主任研究員を経て、2018年より現職。2015年第11回日本学術振興会賞受賞。2017年第1回現象数理三村賞受賞。専門は数理生物学。大学院時代より一貫して、分子・細胞レベルの生命現象や発生生物学を対象とした数理的研究を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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