四文字の殺意

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  • サイズ B6判/ページ数 285p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163256405
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

ひめごと。ほころび。ぬれぎぬ。うらぐち。やぶへび。あやまち。たった四文字の言葉に、心の闇を揺さぶられて……。日常に秘められた恐怖に誘われる、まったく新しいミステリー短篇集です。

内容説明

たった四文字の言葉に、心の闇を揺さぶられて。第十回日本ミステリー文学大賞受賞記念作品集。

著者等紹介

夏樹静子[ナツキシズコ]
東京都に生まれる。慶應義塾大学英文学科卒業。1973年、「蒸発」で第26回日本推理作家協会賞を受賞。1989年、仏語訳「第三の女」で第54回フランス犯罪小説大賞を受賞。2006年、第10回日本ミステリー文学大賞を受章(女性初)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

グラスホッパー

6
ひめごと、ほころび、などのタイトルがつけられた短編集。犯行の動機がなるほどと思う。携帯電話が普及しはじめた時代が今ではなつかしい。2019/07/09

かおり

6
読みやすいし面白かったです。でも「やぶへび」の動物病院の先生の考えはよくわかりませんでした。だからやぶへびなんでしょうけど。2017/08/05

よんたん

5
四文字がきっかけになって、四文字で終わる。四文字は動機でもあり、過程でもあり、そして暴かれる秘めていたものでもあり。四文字で人は人を殺して、誰かに殺される。生きていてもいつかそれが殺意になる。2015/10/29

Reina R

5
良質なミステリー短編集。どの話も派手さがない分リアリティが際立っていてなんとなくゾクッとする。それぞれひらがな四文字のタイトルに潜んだ真意が絶妙。2014/01/12

James Hayashi

5
ベテランミステリー作家の短編集。よくまとまっているし、落としどころもGOOD。2013/11/29

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