BUGSで学ぶ階層モデリング入門―個体群のベイズ解析

個数:
  • ポイントキャンペーン

BUGSで学ぶ階層モデリング入門―個体群のベイズ解析

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2016年12月10日 10時04分現在)

    【出荷予定日】(お取り寄せを除く)
    ■午前0時~午前10時30分までのご注文は「当日出荷」
    ■午前10時31分~午後(夜)11時59分までのご注文は「翌日出荷」
    ■医学系書籍のご注文は「翌日~3日後に出荷」

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。

    ●店舗受取サービス(送料無料)をご利用いただけます。
    【カートに入れる】を選択後に全国店舗の中からお受け取り店をご指定下さい。詳細はこちら
  • ●この商品は国内送料無料です。
  • サイズ A5判/ページ数 629p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784320057807
  • NDC分類 468.4

目次

ベイズ統計モデリングの簡単な紹介
一般化線形モデル入門:最も単純な計数値データのモデル
ランダム効果入門:計数値データに対する従来のポアソンGLMM
個体群の計数値による状態空間モデル
捕獲再捕獲データによる閉鎖個体群サイズの推定
Cormack‐Jolly‐Seberモデルを使った捕獲再捕獲法による生存率の推定
標識回収データを用いた生存率の推定
多状態モデルを用いた捕獲再捕獲による生存と移動の推定
Jolly‐Seberモデルと捕獲再捕獲データによる生存、幼生加入、個体群サイズの推定
統合個体群モデルと複数のデータによる個体群統計パラメータ、個体群サイズ、射影行列の推定
二項混合モデルとメタ個体群デザインで得られる計数値データを用いた個別数推定
メタ個体群の検出・不検出データとサイト占有モデルによる占有と種の分布の推定
終わりに

著者紹介

飯島勇人[イイジマハヤト]
2007年北海道大学大学院農学研究科環境資源学専攻博士課程修了。現在、山梨県森林総合研究所研究員。博士(農学)。専攻は森林生態学、個体群生態学、野生動物管理学

伊東宏樹[イトウヒロキ]
1991年京都大学理学部卒業。現在、森林総合研究所森林植生研究領域群落動態研究室長。博士(農学)。専攻は森林生態学

深谷肇一[フカヤケイイチ]
2012年北海道大学大学院環境科学院生物圏科学専攻博士課程修了。現在、統計数理研究所統計思考院特任助教。博士(環境科学)。専攻は個体群生態学、群集生態学、統計モデリング

正木隆[マサキタカシ]
1993年東京大学大学院農学系研究科林学専攻博士課程修了。現在、森林総合研究所森林植生研究領域長。博士(農学)。専攻は林学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

出版社内容情報

本書は,人間が通常観測することができない生態プロセスを推測する階層モデリングについて,理論とWinBUGSによる実践方法を解説した“Bayesian Population Analysis using WinBUGS: A hierarchical perspective” の邦訳である。
 本書の特徴の1つは,日本語での解説例がほとんどない,生態プロセス推測における階層モデリングについて詳細に解説している点である。特に野外においては,人間が知りたい生態プロセス(例えば野生動物の個体数の変動)を直接観測できることがほとんどないため,観測できるデータから生態プロセスを推測しなければならない。階層モデルは観測と生態プロセスを明示的に分離することで,古典的な捕獲再捕獲法などと比較して「きれいでない」データに対しても適用できるなど,非常に柔軟な推測を可能とする。海外では階層モデリングによる成果が急増しているが,日本では諸外国より遅れている。
 本書のもう1つの特徴は,階層モデルのベイズ推定に焦点をあて,WinBUGSを統計ソフトウェアRから操作して実行する方法を詳細に解説している点である。MCMC法を実行できるソフトウェアは近年種類が増加しているが,それらのソフトウェアに共通する課題としてデータの読み込みなどの操作性が低いことが挙げられる。RからWinBUGSを扱うことで操作性は飛躍的に向上するが,本書ではそのような方法で階層モデルを解析した例をプログラム付きで多数紹介している。そのため本書はRとBUGS言語の解説書の一面も有している。また,WinBUGSでの解析の実行プログラムはOpenBUGSやJAGSに流用することも容易であり,汎用性が高い。読者自身が読者自身の観測データを解析する際に役立つ,非常に実践的な構成となっている。
 さらに本書は階層モデリングの解説だけに留まらず,野外調査につきまとう不完全な観測への対処,階層モデルを使用するための調査デザインにも言及している。生態学のみならず,観測できないプロセスの推測に携わるすべての者に必携の書であると言える。

第1章  はじめに

第2章  ベイズ統計モデリングの簡単な紹介

第3章  一般化線形モデル入門:最も単純な計数値データのモデル

第4章  ランダム効果入門:計数値データに対する従来のポアソンGLMM

第5章  個体群の計数値による状態空間モデル

第6章  捕獲再捕獲データによる閉鎖個体群サイズの推定

第7章  Cormack-Jolly-Seber モデルを使った捕獲再捕獲法による生存率の推定

第8章  標識回収データを用いた生存率の推定

第9章  多状態モデルを用いた捕獲再捕獲による生存と移動の推定

第10章  Jolly-Seber モデルと捕獲再捕獲データによる生存,幼生加入,個体群サイズの推定

第11章  統合個体群モデルと複数のデータによる個体群統計パラメータ,個体群サイズ,射影行列の推定

第12章  二項混合モデルとメタ個体群デザインで得られる計数値データを用いた個体数推定

第13章  メタ個体群の検出・不検出データとサイト占有モデルによる占有と種の分布の推定

第14章  終わりに


付録1  WinBUGSのヒント

付録2  さらに便利な2つの多状態捕獲再捕獲モデル

参考文献

索引