シリーズ現代の生態学<br> 海洋生態学

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シリーズ現代の生態学
海洋生態学

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  • サイズ A5判/ページ数 305p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784320057456
  • NDC分類 468.8
  • Cコード C3345

出版社内容情報

海洋生態学は,生態学,海洋学,水産学など幅広い裾野を持った広大な学問分野である。本書では,まず,バックグラウンドとしての物理環境,化学環境を概説し,さらに,生態学的な面白さに至るために必要な海洋学的な知識を盛り込んだ。
 また,本シリーズに通底する,テクノロジーの進歩と人間社会との関係についても触れ,本書においては,人間以外の生物と環境が織りなす生態学に加えて,人間活動との関係に1章を割いた。
 海洋は,生物にとってその起源であり,35億年の競争,適応,進化が刻み込まれている場所である。生態学にとって,その広がりと歴史は,限りないポテンシャルを与えている。海洋を知り,海洋生態系を知り,そこから受けている恩恵と恩恵をもたらす仕組みを,多くの人に知ってもらいたい。

第1章 海洋生態学への招待(津田 敦)

第2章 海洋の生物多様性(仲岡雅裕)

第3章 海中生態系(齊藤宏明・津田 敦)

第4章 海底生態系(河村知彦・仲岡雅裕)

第5章 基礎生産過程(鈴木光次)

第6章 海洋生態系の食物関係(山村織生・津田 敦・鈴木光次・高橋一生)

第7章 海洋生物の生活史特性(森田健太郎)

第8章 海洋生物の個体群特性(森田健太郎)

第9章 海洋生物の行動(回遊,鉛直移動) (齊藤宏明)

第10章 海洋生態系の長期変動(山村織生)

第11章 海洋生態系と人間活動(齊藤宏明・山村織生)

目次

第1章 海洋生態学への招待
第2章 海洋生物の多様性
第3章 海中生態系
第4章 海底生態系
第5章 基礎生産過程
第6章 海洋生態系の食物関係
第7章 海洋生物の生活史特性
第8章 海洋生物の個体群特性
第9章 海洋生物の行動(回遊、鉛直移動)
第10章 海洋生態系の長期変動
第11章 海洋生態系と人間活動

著者等紹介

津田敦[ツダアツシ]
1987年東京大学大学院農学研究科博士課程修了。現在、東京大学大気海洋研究所海洋生態系動態部門教授。農学博士。専門は生物海洋学、海洋生態学

森田健太郎[モリタケンタロウ]
2002年北海道大学大学院水産科学研究科博士課程修了。現在、国立研究開発法人水産研究・教育機構北海道区水産研究所主任研究員。水産科学博士。専門は水産資源学、魚類生態学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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