目次
第1章 はじめに―構造生物学の夜明け(種と遺伝子とDNA;WatsonとCrickによるDNA構造解析 ほか)
第2章 生物を構成する分子の立体構造(形)を決定する手法(X線結晶構造解析―X線で分子の形を見る;中性子結晶構造解析 ほか)
第3章 タンパク質結晶構造解析の放射光ビームライン(高輝度X線源としての放射光―どうやって明るいX線が発生するのか;構造生物学研究のための放射光ビームライン ほか)
第4章 生命現象の理解に迫る構造生物学研究(遺伝子の修復―DNA損傷とDNA修復機構;転写 ほか)
第5章 高次生命現象―これからの構造生物学のターゲット(匂いに対する情動や行動を先天的に制御する神経回路の発見―構造生物学と行動生物学の遠くて近い関係;脊椎動物網膜視細胞のシナプス形成機構 ほか)
著者等紹介
加藤龍一[カトウリュウイチ]
1986年大阪大学理学部生物学科卒。1992年理学博士(大阪大学大学院理学研究科生理学専攻)。大阪大学理学部助手を経て2001年より現職。現職:高エネルギー加速器研究機構物質構造科学研究所准教授。総合研究大学院大学准教授(併任)。東京大学大学院新領域研究科准教授(客員)。専門分野は構造生物学、生化学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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